豊作に見える

(20181018)


昨日は倒れた稲を先に片付けようと刈り始めたが
倒れた方向(逆刈り)から刈るところがあって
大変難儀をした。
稲株をコンバインの胴(せんば)に入れ何度も
稲刈りがストップした。
稲株が入ると石が混ざるので胴の中の塵切刃は
相当傷んでいるだろう。
追い刈りになる所(コンバインの筒から先)は株元が見えるので
この程度の倒れ方であれば楽に刈ることができる。
乾燥機の中に籾を入れる時、石の入る大きな音が何度もした。
大きな石は製品の米袋までは入らないが
塵切刃で粉砕した小さな石は混ざってしまう。
製品に石があれば大変なことだが精米工場は石抜きは
あるだろうから
今まで気にすることなく出荷している。
コシヒカリは自家精米の人には石抜きをして
販売するようにしている。

今日から酒米の籾摺りをするが稲を刈った感じからすると
平年を少し上回るというような感じだ。
倒れたということはよくできたということになるのだが
藁(茎)の丈だけが長くて穂の長さが短い。
今年の酷暑が影響したと思われるが
ハッキリとした原因はわからない。
検査員によると米粒が小さいという話だった。
噂によると酷暑は米の本能で籾殻が厚くなり
粒が小さくなるという話だった。
穂尺が短くなるのは幼穂形成期の問題だが
冷害なら話は分かるが天候は良かった。
専門家に聞く必要があるだろう。

最難関の場所を済ませたので一安心した。
残りは立っているので気に病むことはない。
田んぼもずいぶん固くなった。
周りを見ても僕の田んぼしか稲が立っていない。
残りは楽しんで作業する事にしようと思う。

カープは一気に連勝したい。

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