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10月, 2023の投稿を表示しています

看板も袋も出来たが肝心なものが・・・・

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 (20231030) 注文していた看板が来た。 みなさん「これていい感じになっている」とは言ってくれる。 高野町に刺激されて思いついたはいいが こっ恥ずかしくて国道に出していない。 オリジナルの袋も作ったけど、残念ながら手元には売れるものが少ない。 来年どのくらい売れるものか見当もつかないので 手持の予約分をやりくりして試行的に販売して様子を見てみよう。 今日の森林組合の会議が済んで公式的な日程というものは この先なくなった。 残りは草刈と後片づけと農機具の整備。 農機具の整備はわんさか(たくさん)あって、寒くなっては やる気にならん。 遊び呆ける前にやっつけてしまおう。

久しぶりの機械整備

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 (20231029) 昼からもやるぞと意気込んで田んぼに行ったら ハンマーナイフのジャリーンという音ともにトラクターのエンジンが 止まりそうになった。 異変と思いエンジンはすぐに止めた。 何があったんだろうと見るとシャフトに 鎖が巻き付いていた。 道路の法面に誰かが落としていたのかと憤慨した。 巻き付いた鎖は刃を固定するナットの頭の狭い所に挟まり 固着していた。 鉄筋をあてて石頭で叩いても全く取れなかった。 仕方なく鎖をディスクでぶった切り シャフトを止めるベアリングを緩めて解いた。 見ればベアリングの先のシャフトを突っ込むところに 電柵の線や細いステンレス線を 巻き込んでいた。 オイルシールがある所なら壊れてオイル漏れになるパターンだけど ハンマーナイフは水中の作業はしないので シャフトの付け根にオイルシールのある構造ではなかった。 辛抱して鎖や線は取り除いたら日が暮れた。 組立は構造がわかったので簡単にやれそうだけど 明日は会議等があって出来そうにない。 後で考えてみたら鎖はバックホーに積んであった ブロックなどを重いものを吊るもので 両側にフックが付いている。 もしやとバックホーに行って見たらその鎖がない。 道路の反対側の田んぼは春に作業したが 事故ったところをウロウロした記憶はない。 記憶はないがどうも自分が持っていた鎖に間違いない。 貴重な体験をしたと思い気分を取り直した。 刃が時計回りで回るので丸くなっている。 今回の作業でかなり消耗が進んだ。 今回の草刈が済んだら刃を反転させた方がよさそう。 数が少ないので固定してあるボルトが素直に回ってくれれば 作業は簡単に済むだろう。 春までにやっておく作業の一つに入れておこう。

来シーズンに向けて気持ちを立て直す

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  (20231028) 片付ける前に夏後半にできていなかった草刈を トラクターですることにした。 地形が悪くて石の露出しているところは ハンマーナイフの刃が当たりガリガリという凄まじい音を立てる。 当然刃が欠けるのでやりたくないのだが 僕の管轄以外の皆さんが頻繁に刈られるので仕方なく思いついた。 行政の補助金をもらうことは草刈だと思っている農業者が多い。 僕としてはイノシシ対策に追われて 草刈は後回しになった。 それこそイノシシと草刈に追われて田んぼの耕作を しないことになれば元も子もなくなる。 草刈がおろそかになっても耕作を続けていれば 補助金を交付すべきというのが僕の考えだが 今のところそれは通用しないようである。 草を刈っていると電柵が機能していないので 田んぼはイノシシの運動場になっているのが見える。 イノシシが入って稲を刈れなかった所は 残った穗をむしり取って綺麗に食べている。 食料提供になることはわかっていても イノシシが踏み込んでいて刈り取ることはどうにもならなかった。 どうやったら被害が最小限になるか考えてはいるが こまめなイノシシ柵の見回りと電柵管理ということはわかっている。 来シーズンまでにはイノシシ柵の拡張を考えているが 今それをやると行政の援助はない。 草刈をしていてイノシシが自由に活動している現場を見ると 暗い気持ちになるが来シーズンまでには時間的余裕がある。 冬にチャージして気分を立て直し、米つくりに再挑戦をしよう。

他人ごとではなくなった

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 (20231027) 朝から大騒ぎになった。 いつも飲み会をする嫁さんの妹の家に熊が出た。 ゴトゴト音がするので出て見たらその姿はなかったという。 道路をはさんだ前の池にも入っている跡があったという。 順番から言えば家の周りで池に入った(落ちた)後、道路を渡り ガラス戸を叩いて裏山に逃げたので 姿は見なかったということだろう。 池に鯉はいるがこの辺では熊が魚を食ったという話は 聞いたことはないので 山に帰る途中慌てて池に落ちたという結論になる。 周辺には民家もあるし駐在所もある。 なんで妹の家に来たかは謎のままであるが 山に帰るルートになったのだろうと思う。 夕方になって滋賀に住む嫁さんの同級生から なんであなたの実家に熊が来たの?とLAINが入った。 聞くと広島県のニュースをネットで見ていたら 比和の熊の記事が出ていたという。 市支所の近くで駐在所もあり住民の妹と旦那の年も書いてあったそう。 記事と見慣れた縁側の写真でピンと来たという。 旦那が年下なこともバレたようだ。 若いころの記憶力はすばらしい。 全国でイノシシ・熊の情報があふれている。 熊はイノシシに比べ生意気(この辺でいう「のふうぞう」)なので 人間を恐れないし罠にかかりやすい。 イノシシの罠を倍増という計画もあったが むやみに仕掛ければ熊が獲れる。 熊は保護動物、かかれば肉にしてはいけないので 埋設まで県職員と警察の監視が付く。 かなり昔だが僕の裏山の栗林に来たことはあるが 最近では来た痕跡がないし、実物も見たことはない。 それでもめんどくさいことになってはいけないので 冬眠まで罠はしないでおこうと思う。

ようやく手に入った

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 (20231026 ) 片付けのやる気が起きんので 出雲の「アグリ家」という中古屋さんに行ってきた。 広島にもあるし最近どこでも見かけるようになった。 ネットにも多く出品がある。 農繁期中盤からパックヘルパーという選別機の小型に目を付けていた。 農作業中は忙しくて取りに行けないので落札しないでいたのだが 突然表示されなくなっていた。 店で売れたのかと思っていたら籾摺り終盤で 出品があったので今日落札して即引き取りに行った次第。 この選別機はメインの選別機として使うのでなく 酒米の2.1mm網で落ちた未熟米を1.85mmの網で 選別するもの。 今まではメインで使う選別機を使っていたが 能力が高いものをあまり作業量の無いところでグルグル回すのは 勿体ないと思っていた。 メイン選別機のモーターは400wだけどこの選別機は200wくらいしかない。 未熟米の選別には十分なので前から欲しかった。 値段も2万円と手ごろだ。 一ヶ月近くワッチしてしていたが誰も入札する 気配はなかったので僕の物になった。 計量器もまともなら安い買い物だろう。 出雲に行く途中、高野の道の駅に寄ろうとしたら駐車場は満杯だった。 昼の食事時は過ぎていたけど この賑わいは羨ましい。 先日の境港へ行く時ここでコシヒカリを売っていたが精米10㎏で5千円。 玄米で11千円の値段が付いていた。 この値段で買う人がいるかと思ったが 見ている中で台車で玄米を持って帰る人がいた。 世の中にはお金持ちがいるんだと思った。 比和と高野の裏側は有名な仁多米の産地だ。 高野の米も仁多米待遇になっているのではなかろうか。 比和も評価が高くなるよう頑張ってみよう。

ようやく籾摺り千秋楽

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  (20231025) 午前中、酒米の出荷をした。 検査場は僕の家から近い所にあるライスセンター。 距離はおおよそ500m。 前回はフォークリフトで何回も往復して時間がかかったので 今回はキャリーカーで運んだ。 近いので片荷のまま超ゆっくり走った。 出荷ピークは過ぎているので僕以外に一人だけ検査を受けていた。 出荷者が少ないので着けばすぐに荷を下ろしてくれる。 僕の検査数が多いので貸し切り状態だった。 昼からナメコが生えているか見て回った。 パッと見たらナメコの大量発生と喜んだが 近づいてよく見ると知らんナバが生えていた。 今年の植菌した木は雑菌が回ったようで 5本くらい犠牲になっている。 残りの5本くらいは大丈夫そう。 もっと冷えてくれば発芽して来るかもしれないので 辛抱強く見守っていくことにした。 途中にあるキクイモはしつこいイノシシがいたもので 修理した柵を壊して入り残渣がないか掘り返している。 かけらもないようなので今回は本当に絶えたかもしれん。 それでも復活するのではないかという期待もある。 復活するようであれば早めに電柵で守ってやろう。 夕方、今日の出荷に間に合わなかった酒米最後の籾摺りをした。 この酒米は来週出荷して今シーズンの稲作が終わる。 酒米の出来高を数えたら反当一俵少ないのが 暗算でわかる。 昔の冷夏でもなかろうに原因は明らかに イノシシと猛暑だと思う。 コシヒカリの出来はまずまずとしても金額の高い酒米が これでは痛い。 来年の気象はどうにもできないので電柵だけは完璧に 稼動するように準備をしよう。 帰る時には日が暮れて月明りで家まで帰った。 月も満月前で明るく照らしてくれた。 出来はどうあれ今シーズン最終出荷前までたどり着いた。 いろいろあったが無事にここまでこれたことを感謝しよう。

米診断結果報告

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  (20231024) 診断結果報告を見ている。 上手く乾燥して仕上げたつもりだけど水分値が 昨年と同じ15.4%になっている。 保管に注意と書いてある。 その他の数値はすべて平均値を上回っている。 このグラフからみれば水分値が15%以内なら 評価点はまだ上がっていたと思う。 来年は水分にも気を使って分析に出してみよう。 全国版の品評会にも出しておいた。 こちらはどうなるか気になるところだ。 保管に注意とあるが 我が家で保管している米は冷蔵庫に入っているので 来年の夏を過ぎても問題なく食べられる。 心配なのは一年分を買って持って帰った人達。 その人達には乾燥を低めにしたものを渡しておいた。 夏越しでも変質しないことを祈ろう。 我が家に保管している米は冬以降冷蔵庫に入っているので カビなどの心配ないがそれ以外の保管だと夏を過ぎての

食味は本当のゴールドになった

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  (20231023) 水曜日の酒米の出荷が近づいたので籾摺りを再開した。 久しぶりの体力勝負なので 少し体が重たいが休み明けの仕事始めはこんなもので 動かしていれば本調子になる。 サタケから郵便が届いて食味鑑定の表彰状が入っていた。 鑑定内容の詳細はホームページからダウンロードするけど 表彰状は紙で来た。 今年は残留農薬の鑑定は もう何年も出しているけど今まで問題なかったので省略した。 今までは鑑定結果は70点台だったがついに80点を越えた。 タンパクとアミロースが今までは 普通の所だったがやや良い方に下がっている。 今までギリのゴールドが今年は立派なゴールドになった。 食べてみて時間はないが数値に現れたので 素直に喜びたい。 何かしたかと言われれば忙しくて追肥をしなかったことが あるのかもしれん。 追肥の窒素肥料が少なければ収量は落ちるが 食味向上になる。 その他は高級ふりかけを投げ込んでいる。 そのふりかけの効能には「秋落ちの防止と食味向上」が 書いてあった。 動噴を背負い追肥をする体力も暇もないので使ったけど 追肥の省略と食味向上ができれば一挙両得ではないか。 来年は全部この手で行こう。 それと 牡蠣殻の散布 は毎年続けていこう。

境港レポート

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  (20231022) 毎年、お買い物を兼ねて配達に行く境港に行ってきた。 良く晴れて大山と左の中海の入り口に架かる江島大橋(べた踏み坂)も カメラに収まった。 橋手前の左側のGSは軽油140円で安かった。 配達が終わりお魚センターに寄ってみたが みんなお高い物ばかりでシジミとサザエだけを購入した。 釣り情報を得るために夢みなとタワーに行く途中珍しい大型客船が 境港ターミナルに接岸していた。 大型すし店などに歩いて向かう外国人も見たが 多くはターミナルでバスを待っていた。 アメリカの船で船内放送していたが英語で何を言っているか さっぱりわからんかった。 白人が多いと思ったが釣り情報を確認のために 車を止めたゆめタワーの駐車場には 車に乗らない日本人が多くいた。 思うに日本人でなく中国の人ではないかと思う。 実は11月3日から出発する日本一周と韓国の10日の豪華客船に乗るはずだった。 電話した時は船底の安い奴は大丈夫だったが 行くのイカンのと嫁さんともめていたら 売り切れになっていた。 12月に台湾方面があったけど嫁さんは台湾にはいかないというので これもダメだった。 夢タワーの周りの護岸にはたくさんの釣り人がいたが 釣果はよくないようであった。 釣竿を持って行かなかったのは正解だった。 帰り道、高野町の自然栽培の田んぼに寄ってみたら 既に稲刈りは済んでいた。 株元から見ると反収は僕らの半作以下に見えるが 本当のところはどうなんだろう。 天候が良かったし水もたっぷりある所なので 意外と反収は良かったんではなかろうか。 ここの田植は 6月29日 で 僕の田植 と24日の差がある。 稲刈りが昨日今日でもあったにしても刈る時期はそんなに差が 出ているわけでもない。 苗を失敗したりしても7月までに田植をすれば 何とかなるという事であれば 僕らの稲作にも参考になる。 苗作り でも貴重な経験をした。 来シーズンに活かしていきたい。

神石高原町光信寺のゆっ蔵

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  (20231022) 神石高原町光信寺の 4月15日 以来のゆっくらに行ってきた。 君田温泉が20分と近いが赤字で閉鎖になってしまった。 君田温泉には 6月27日 お邪魔している。 画像を見ると料理は君田温泉が良かったと思う。 車が少ないように写っているが画像左側のスペースからは ビッシリ詰まっていた。 土曜日でもあるし風呂は満杯かと思ったらそうでもなかった。 表には団体さんが5軒ほど書いてあった。 風呂に入ると空いていて広いサウナも 二~三人が入れ替わる程度だった。 どうも法事とかの行事がたくさんあって 風呂には関係のない人達の車だったみたい。 広島ナンバーも少なかった。 サウナが少ないということでワンセット頑張ってみた。 体力中程度でヤバイと思い12分30秒で止め、 頭フラフラで水風呂に入り一命をとりとめた。 ゆっくらは常石リゾートがやっていて 今回は料金が上がっていた。 その分食事とのセットなどでサービスが向上していて結構くつろげる。 ボイラーも薪併用で環境にも優しい。 今日は体の芯から温まり正解だったのかもしれん。 境港は降雨50%だったので明日に延期した。 嫁さんも行くのでお魚センターを攻めてみよう。 トラックだけどいい旅になるかも。

俯瞰して見るとよくやったなと思う

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 (20231020) 稲刈りが済んで一週間が経った。 今日も体調不良で家の周りからは一歩も出なかった。 6時半からカープを見ていたが 矢崎の四球を見てこれは負けると観戦を止め 寝床に着いた。 夜中に目が覚める訳でカープの結果を見て 今シーズンの千秋楽にはなっていないが 田んぼ全体を俯瞰してみた。 家から離れ、便利の悪い耕作放棄してもいいような田んぼはあるが それでもイノシシ被害を防げば最低でも 一㌧以上の収穫はある。 契約のこともあるので来年はイノシシ対策を徹底して 挑もうかと思う。 境港からコシヒカリの注文があったので 明日は配達でもしようかなと思案中だが 山陰の降水確率は20%。 無料高速道路が半分以上あるので配達はそんなに苦にならない。 米袋にフイルムを巻き付ければ雨も安心だが 釣りの準備ができていない。 今回は昨年新しくなったお魚センター覗いて帰ろうか。 釣りをしているのを見るとやりたくなるが 11月になればやりたい放題できる。 朝、目が覚めたら考えよう。

カープは残念なことに

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 (20231019) 風邪の症状がきついので薬を飲んで一日寝込んだ。 夕方になり症状も軽くなったので晩飯を食ってTVの前に座り込んだ。 痺れるような展開で最後は力尽きた。 二日ともミスれば負けるという定説は本当だった。 前夜とは違う攻め方で僕としては 結果論ではあるが攻め方を反対にすればよかったと思う。 結果次第だが積極采配もプレーも裏目に出れば こんなことになる。 統計上日本シリーズの可能性は無くなった。 後は奇跡が起きることを祈ろう。 寝込んでいるとき 漁労長から電話があり今日も行こうということだったが 体調不慮もあり丁寧にお断りした。 籾摺りが1haほど残っているが 出荷は来週の水曜日。 体調万全になるまでゆっくり休むことにしよう。

弱った体に川はきつかった

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  (20231018) 米の出荷を済ませたら体がだるくて 何もする気になれなかった。 良い天気で鮎獲りに行こうということになった。 かなり下流まで下り川に入った。 結果は卵を持ったビックサイズが30匹ぐらい獲れた。 帰り際から体に異変が現れた。 関節が痛いのである。 重い網を持って川の中を歩くのでそのせいかかと思ったが そうではなかった。 夜はサンマのような鮎を焼いてもらったが食べる気がしない。 酒も美味しくない。 阪神が点を取った時点で寝込んだ。 そもそも相手の投手に打たれて勝ったためしはないので早めに諦めた。 夜中にしんどくて風邪薬を飲んだ。 悪寒などは薬が効いたのか治まったが鼻水や喉の痛いのが止まらん。 そもそも弱った体で川に入ったのがイケナかった。 鼻が詰まり寝苦しいのでブログを書いているあいだは起きているが、 明日は強制的に寝込んで回復を待とう。

飲み比べは八反35号に軍配

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  (20231017) 酒米の籾摺りを500㎏余り済ませたところで 籾摺機の調子がおかしくなった。 ゴムロールの間を籾がとおり籾殻をはぎ取るのだが ゴムロールが減っているだけではなさそう。 専門家にアドバイスをもらうことにした。 明日は今までの酒米の出荷をしなければならんので その準備をした。 準備をすると言ってもパレットに積んだ米を出せばよいのだが 問題は選別下になったくず米が大量にある。 計量せずに置いていたので出荷重量にしてパレットに積み込んだ。 2.1mmの網で選別したものが上の出荷製品。 これから籾摺りをする八反35号は2.0mmの網で選別する。 その選別下を1.85mmで選別したものが同じ袋ではあるが 未熟米(㋯)という製品になる。 コシヒカリは1.85mmの網で選別するので 酒米は粒が大きい。 1.85mmで落ちたものが本当のくず米になる。 くず米は体積が広がるので袋はパンパンだ。 今年は異常事態で酒米の出来が悪くてくず米が多い。 製品にならず登熟のときの猛暑がワルさをしているみたい。 面積の大きい農家ほど出来の悪いということがあるので 僕だけではないというところが変な安心感がある。 今回の出荷は80俵、くずが10俵だから率として 1割以上が選別下になった計算。 三日休んで久しぶりに体を使ったので晩酌は飲み比べをした。 体をいくら鍛えても三日経てば元に戻るを実感した。 右が僕らが作る八反35号の50%磨き。 中が山田錦70%磨き。 左が山田錦65%磨きの表示がある。 磨きによって値段は上下する。 味は当然50%磨きの八反35号に軍配があがった。 ちなみに獺祭の山田錦50%磨きの一升瓶は5千円程する。 さて、今年の八反35号の出来栄えはどうなんだろう。 外観は良かったが乾燥機に入れた量が少ない。 せめて選別下が少ないことを祈ろう。

土曜日の次の遠出は病院

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 (20231016) 籾摺りをする気になれず嫁さんの医者通いに付き合ってきた。 可部にある安佐市民病院だけど2年くらい前に 亀山に移転したような記憶がある。 JR可部線の亀山駅が真横にある。 JRの廃線はよく耳にするけど ここ何十年で路線の延長や駅の新設なんて聞いたことはないが ここは郊外住宅が広がり大きな病院もあるということで できたのだろう。 広くて奇麗、最新の設備で待合室以外でスマホがあれば 車の中でも診察待ちがOK、 食堂でも待合の番号が確認できる。 ここならどんな病気でも治りそうな気がした。 土曜日運動会、日曜はTV観戦、これで籾摺りは三日お休みした。 チャージができたので明日は2トンぐらいは 籾摺りをしてみよう。 我が家の畑のキャベツは壊滅状態。 次は白菜に虫がとりついている。 嫁さんが虫網で対応するが間に合わん。 天敵が来てくれることを祈ろう。

悪い習慣が付きそう

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 (20231015) 午前はマラソンで午後は野球観戦。 雨は降るし農作業はまったく何もしなかった。 残りの籾摺りはざっと見て150袋(4.5t)はあるけど やる気が起きん。 一ヶ月以上一生懸命頑張ったので 気持ちは燃え尽きてしまった。 稲刈りは済んだので籾摺りは 来週中にやればよいと考えている。 カープが勝ったので広島市内は盛り上がっているんだと思う。 僕もTVを見ながら昼間から飲んだ。 夕方にはダウンしてそのまま寝てしまった。 ブログは夜中に起きて書いている。 昼に飲もうが夜中に起きようが自由な時間が持てるようになった。 いいようで悪い習慣が付きそう。 来週からはちょっと真面目になろう。

歯が痛くても酒は飲める

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 (20231014) 大体の孫の位置は聞いていたが 場所を代わると人だかりの前に出れそうにない。 同じ場所で入れ替えを持って孫の姿を探したが 全然発見できなかった。 マンモス校の悪い所で 入場門で出場前の姿を探すべきだった。 歯が痛くてたまらんが痛み止めを飲んで 孫たちとご飯を食べて家路についた。 毎年春と秋に農作業に疲れると歯が浮いて痛くなる。 歯が痛くても酒は飲めるので 今後籾摺りに入る八反35号の酒を買ってきた。 いつものスーパーで買うが この前は売り切れ状態だったがまた数本並んでいた。 あのスーパーで買うのは僕だけではないような気がする。 同じ棚に山田錦の吟醸酒が並べてあった。 400円ぐらい安いのでたくさん置いてある。 それでも八反を選んでくれる人がいるのは嬉しい限りだ。 八反35号の生産地は比和以外にあるんだろうか。 八反を使ってくれている東広島市西条の白牡丹さんの 酒蔵を見学に行って見たくなった。

作業時間が少ないのはどういう意味なんだろう

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 (20231013) 田んぼは長方形でコンバインの効率が良いので 稲刈りは2時間ほどで千秋楽を迎えた。 今シーズンのコンバインの終了時間は569hr。 刈始めは513hrで56hr使っている。 前年は 81hr で25hr短縮になっている。 コンバインの稼働時間が短いのはどういう意味なのか 薄々は感じ取れるが木屋原農園の機械体制や 段取りよくなったのも一つの要因だと思いたい。 今日はコシヒカリ最後の出荷をした。 7トンのウイング車が来てサッサと積み込み出荷が済んだ。 キャリーカーに積んで狭い検査場に持って行くことを思えば こんな楽なことはない。 最後の稲刈りにコンバインを運んでいると イノシシが柵を倒して飛び出ていた。 連続する田んぼは稲刈りが済んでイノシシは丸見えになる。 焦って飛び越えたような跡だ。 僕の稲刈りが最後なので誰も見回りには来ない。 仕方ないので僕が修理しておこう。 大草の中をかき分けハタケシメジを見つけた。 これで2回目のナバ汁にありつける。 明日は運動会。籾摺りもお休みにする。

千秋楽前夜

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 (20231012) 残り二枚の田んぼは面積の少ない形の悪い方からやっつけた。 右の道路側の角は90度であるが 左側は湾曲が続いている。 どうしてこうなったかは田んぼを整備する時 田んぼと隣接する民地や山の境があったのでこうなった。 面積は0.3ha を越えるので刈り取り時間は 3時間以内で済んだ。 余裕があったので明日刈り取る田んぼの周囲を二周して 本日の稲刈りは終了した。 稲刈りは周囲の角を刈るのに一番時間がかかる。 明日の面積は0.4ha だけど長方形なので 2時間余りで千秋楽になる。 乾燥機に入ってしまえば雨が降ろうが雪になろうが問題なし。 昨年は 15日が千秋楽 、今年は二日早いことになった。 一昨年は 11日 だけど乾燥機の修理などで 苦労していたようだ。 昨年の稲は病気だったようなことを書いているが 今年の八反35号は葉っぱも綺麗で 穂は長くて最敬礼の角度だ。 多収品種の系統ではないが平年並みにはなりそう。 酒米の八反錦1号は散々な結果になると思う。 最終結果はどうなるかわからんが酒米の品種が二種類というのは 両方悪いというようなことはあまりないので リスク管理としてはいいのかもしれん。 来年は35号を増やしてみよう。

「ナバ」は生えていた

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  (20231012) 計画より一日遅れだが最終三日前の稲刈りを済ませた。 本日最後の田んぼは大きくはないが 立っているしイノシシの入った様子もないので 出来の良し悪しは置いといて気持ちよく稲刈りができた。 その前に刈った田んぼは最悪で 右側の竹は冬に切っておいたのだが見事に復活されてしまい イノシシの棲家になった。 柵の前に電柵をした時はすでに大半が荒らされて 竹が生えている側の田んぼは壊滅状態だった。 刈ったように見えるが大半はコンバインが踏んで走行している。 最後の田んぼは気分よく刈って乾燥機に張り込んだのだが 乾燥機の上からキーキーと大きな異音がし出した。 まるで乾燥機がないているみたい。 動画を撮ろうとしたがそれどころではなかった。 これはおおごとになったと梯子を登ってみた。 音のする当たりのプーリーが熱い。 籾を送るらせんになにか巻き付いているのかと思った。 除き窓があるのでヘッドライトで見たら何もない。 プーリーを回すと重たい。 らせんを支えるベアリングが錆びついて音を発していた。 あそこの修理は高さ5mの所でアクロバット修理をしなければならん。 シューしたら音は治まったのでそのまま乾燥をしている。 この乾燥機を回すのはこれが最後にして 出荷が済んだら足場でもして修理したいが 部品があるんだろうか。 ベアリングはあるにしても僕の手に合うんだろうか。 農繁期が済んだらゆっくり解決しよう。 初ナバにありついた。 猛暑で今年はナバはダメかと思ったが 秘密の50m先 に生えていた。 二年前 は不作だった。 もう二回は楽しめるほど生えている。 人工栽培のナメコも点検しておこう。