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8月, 2019の投稿を表示しています

スケルトンな機械

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(20190830) 山と川からの侵入はこまめに柵を修理するとして 道路を歩いてくるのは電柵で対応するしかない。 右側の杭は民家の入り口の道路まで完成したが 左側は電柱のところで杭が足らなくなった。 あそこから野菜をやっている農家に 杭を出してもらうことにした。 電源が入らなくなった機械(トランスというのだろうか)を 修理に出して左の新しい防水型のトランスとともに送ってもらった。 スケルトンで玄人じみていてカッコいい。 コイルを巻いたものと光度センサー(昼夜を判別) 動作発行LEDがわかるぐらいで 中身がどういうことになっているかはさっぱりわからない。 上の機械は末松電子製(九州)で 恐らく西日本で一番売れている機械。 右の機械の修理内容は温度センサーが不良ということで 部品が取り外してあった。 豆粒の大きさのような部品でこれまたさっぱり何のことかわからない。 今の所電柵は6か所で稼働している。 新しい機械は故障対応で温存するとして 明日は線を張り運用すれば8か所稼働することになる。 漏電対策の下草刈りも大変だが 毎夜枕を高くして寝れるだろう。

勧告一歩手前

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(20190829) 夜が明けてようやく小降りになった。 川の様子は昨日と同じくらいの水位だが 昨日の水は急に水位が上がったので真っ黒だった。 この時点での堰の護岸は限界まで残り2mを切っている。 警報は出ているが避難準備にまではいかなかった。 残り1mを越えると比和の町に避難勧告が出る。 昼から雨は止んだので柵の修理と電柵のメンテ、 草刈をしたところで日が暮れた。 昨日の一軒家の横に小さな谷が出ている。 イノシシを追い払ったらその方向に行ったので 案の定今年も穴を空けていた。 去年はわざと塞がないで電柵を穴のところまで伸ばしたら シーズン最後まで二度とそこには現れなかった。 面白いやり取りだったが 今年は優先順位が違うので頑丈に穴は塞いでおいた。 雨が続くという。稲の作柄に影響しそうな感じになってきた。 天候による作柄はどうにもならないのでイノシシ対策だけは 進めることにしている。

休んでくれない

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(20190828) 雨が小止みになったのを見計らって パトロールしたら この雨のなかでもイノシシは活動していた。 先日の真夜中に一頭見かけたので追い払った。 実が入ったので本格的に活動するなと思っていたが 現実のものとなった。 一軒屋からこちら側に道路を挟んで 僕の酒米が約3haある。 左右にメッシュ柵はしてあるが 左の比和川沿いで2か所が壊れていた。 幸い向の一軒家から先は柵の内側に電柵を張り巡らしているので コシヒカリの被害は広がっていない。 雨は明日も降り続くという。九州ほどではないにしても 歩いてみるとかなり地盤が緩んでいる。 明日の降りようによっては災害の出る雨量となる。 この雨の中、草を刈って電柵をする気にはなれない。 穴を塞ぐ対処療法しかないのがもどかしいが 川は増水しているので侵入経路は山側に限られる。 山川のパトロールを強化して 雨が止むのを待つしかなさそうだ。

田植の差

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(20190827) 左が酒米の僕の田んぼで6月19日田植、 右が5月末ごろ植えた他所のコシヒカリ。 僕のコシヒカリの田植はもっと早いので 青みかかったところは少なくなっていて登熟が進んでいる。 酒米もコシヒカリも ここにきて秋雨前線の影響で日照不足が心配される。 例年だと9月から長雨になるはずだが 今年は違うようだ。 明日からも雨予報で秋晴れが早く戻ってほしい。 一日雨が降って電柵の点検以外は何もしなかった。 考えてみれば夏バテした上の風邪だったようだ。  作業は遅れるが明日も完全休養して 雨が上がるのを待つことにした。 

病み上がり

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(20190826) 昼まで休んでいたら ようやく動けるかなという状況になった。 夜のパトロールで火花が散って 漏電しているところがあったので直しとおこうと 出かけたらイノシシ情報がもたらされた。 行って見ると飛び越えて入っている。 右側の高さ1mの柵なので危ないとは思っていたが やはりという感じだった。 きつかったが高さ1.2mの柵を20mほど新しく 新設した。 古い所にあわせれば強固になるが 地盤を掘り返したところがあるので 50cmほど控えて柵を立てた。 畔は狭くなるが飛び越えるには幅も高さもあるので ここはこれで安心できると思う。 酒米の穂が出そろった。 酒米にも実が入ったということでイノシシのターゲットになる。 酒米の電柵はまだ未完成だ。 その前に草刈という大仕事がある。 病み上がりの慣らし運転は草刈から始める。 大急ぎで囲う

空はじき

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(20190825) 悔しい結果だった。 イノシシは足は置いたがトラップの落し蓋を しっかり踏んでいないのだろう ワイヤーはむなしく枯れたササの葉をつかんでいた。 イノシシはぺこぺこした地面は足を引っ込めるという。 この場所は僕が見てイノシシのメインストリートと 思うので再度トラップをかけておいた。 落し蓋の下にある過重調整の爪楊枝を増やして しっかり踏まないと蓋が落ちないようにした。 別のイノシシが回ってくることを祈りたい。 このことがあったからではないが 体調がすこぶる悪い。 トラップをいじっただけで一日が終わった。 風邪が治りきっていなかったうえに 夜中のバイクパトロールで 薄着の上に夜露をたっぷり浴びたのがいけなかった。 カープも投手崩壊、早々と薬を飲んで寝ることにする。

松杭電柵は頼もしい

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(20190824) 草刈はこんな場所ばかりならトラクターでできるので 苦労することはないのだが 田んぼの間の畔は刈っても刈っても先が見えない。 キリがないので来週半ばで終わりにしようと思う。 松杭の電柵は太くて高いのでイノシシに対して 抑止力が高いと思う。 写真で見ても先端まで電柵がしてあるのが見える。 イノシシにどう見えるか聞いてみたい。

電柵メンテ

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(20190823) ひざ元の田んぼのイノシシ対策が一段落したので 既設の電柵のメンテをしないといけない。 草が伸びて電柵に触れると効果が落ちる。 草刈機はロープ式で線の下を刈っていくのだが みじん切りの草が体中に飛び散ってくる。 刈り跡は綺麗だが全身が汚れるので 電線の下を刈る時だけロープ式を使うようにしてる。 電柵は平坦なところか道路脇にするのが基本だが イノシシの足が舗装の上では効果が落ちると いうことなのであえて道路から1m離している。 斜面だと勢いで入られることもある。 どの立て方がいいのかは当分様子を見ないと わからないだろう。 電柵をかまっていたらどこの田んぼの草も 長くなっている。 大急ぎで最後の草刈を済ませて 秋の準備をしなくてはならなくなった。

ニアミスだった

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(20190822) 草を刈っていてフト気が付いた。 昨日遭遇したイノシシはここから入っていた。 曲がった先に土がついている。 思い返すとここまでではなかったが微妙に曲がっていることが あったので数回はここを利用したのだろう。 川側は急な斜面で掘り下げないと入れないと たかを括っていた。 一気に駆け上がり突進している。 あの大きな体だ、柵に触れないで飛び越えるのは 無理だったようだ。 ここと右上の田んぼから右側の山裾まで ぐるりと電柵を張った。 収穫まで残り一ヶ月、これで何とかしのがねばならない。 下流の左に田んぼが広がっている。 耕作者の一人が一日中草刈をして柵を直していた。 話によると柵を高くしているので穴を掘って入るという。 イノシシは増水した川でも簡単に渡る。 同じイノシシと思うので 右上の木立の中に仕掛けてある地雷を踏んでほしい。 罠に行って見たが昨夜のイノシシは避けて 走ったようだ。 僕が罠をみたらうまく隠せていると思うが 異変に気付いたのだろうか。 罠があることを知ると罠をほじくり返すことがあるが 逃げるのに余裕がなかったのか罠はそのままだ。 今の時点でくくり罠をしているのは町内で 僕だけだろう。 ここは危ないと異変を感じてこなくなってくれれば ありがたい。

安価で簡単電柵

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(20190821) イノシシ柵の電柵補強は頭と体以外は使わないようにして 安いイボ竹に針金を丸めたものをステーにしてテープで巻いた。 地面とメッシュ柵が-で柵に固定したイボ竹に張った電線から 1万ボルト近くが供給される。 線は抵抗の低い針金がよいのだが扱いにくいので 細いステンレスの巻き線を使った。 光って抑止になると思ったが細いので 遠くから見ると効果はないなと思った。 イノシシの攻撃は止むことを知らない。 朝3時、田んぼが近いので行って見たらお食事中だった。 歩いて行ったのでライトを見て慌てて罠の方に帰った。 トタンのバリンという音がしたのでトタンを踏みつけて 飛んだことがわかる。 悲鳴が聞こえなかったので罠はスルーされたのだろう。 罠の周辺は木や草が茂って柵の上に電柵はできない。 防衛線を田んぼの際まで下げて電柵を張るしかない。 明日は被害の田んぼの草刈りをして松杭電柵を完成させる。 電柵で死なないことを覚えるまでは近づかないだろう。 左が皆さんよくつかわれる高級品(乾電池内蔵型、バッテリーもOK)。 僕のは電圧調整までついて値段は半分以下だ。 簡易防水なので容器がいるのだが500円も出せば 防水対策はできる。 壊れれば修理も対応してくれるとホームページに 書いてあった。 http://satoyamafarm.web.fc2.com/cdidensaku.htm 次は千円アップの防水型を買おうと思う。 この機械や情報のおかげで電柵費用は大きく削減できた。 ありがとうございます。

他人ごとではなくなった

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(20190820) 僕の家の少し下流にある田んぼが集中的に狙われている。 入ったのがわかったので山裾にバックホーを置いて 様子を見たが全く遠慮する気配はない。 困ったことに帰ったところはわかるのだが 何処から入ったかがわからない。 帰ったところは柵をあてがって補強するとして 入る所がわからないでは防御の方法が見つからない。 考えたあげく 正面のヌタ場近くに罠を仕掛けることにした。 You Tubeで勉強してトラップをかけてみたが 重要なことを忘れていた。 掘った土の埋め戻した残りは持ち帰れということだった。 イノシシは臭いに敏感で罠に気付くという。 入れ物を忘れたのでワイヤーを隠すのにバラまいた。 失敗の元だということだが 天気予報では雨が降るということなので 周りの土になじむのではないかと自分を納得させた。 むしろ雨が強ければ隠した罠が洗われて 出てしまうことの方が心配だ。 目を皿のようにして入ったところを探すが見つからない。 写真はイノシシ柵の下側に目隠しのトタンをしている ところで見事にトタンを踏み台にして飛び越えて帰っている。 柵の先が見えないので数年前までは 侵入阻止の効果は絶大だった。 脱出用に使われたのでは元も子もない。 今回の相手は百戦錬磨の手練れと思われる。 僕の罠が見破られる可能性は高いが 相手のエラーに期待しよう。

お大師さん掃除

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(20190819) お大師さんのある三河内の59番札所 (愛媛県国分寺になるそうな)の掃除に行ってきた。 昼前から世羅町の先進農業研修会にも出かけ 忙しい一日だった。 雨が降ったので屋内の研修会は 骨休めにはちょうど良かった。 先進農業と言っても稲作の省力化や経営体の法人化などが 主な内容で僕がやってることは 外れてないなという印象だった。 本命にしていたイノシシ対策は全くできなかった。 掃除の往復でイノシシ被害の拡大を目のあたりにした。 場所は元常というところで僕の所から元常川を2キロほど 上流に行ったところだ。 真下の田を中心に被害が広がっている。 電柵で囲ってはあるが イノシシが自由に歩き回っている。 右上から民家に向かって元常川が流れている。 民家の右側の山裾にある細長い田んぼはまともそうに 見えるが壊滅状態である。 山から下りて川を移動している。 川から上がってきて左の道路から見えにくいところを 荒したという構図だろう。 僕は高架橋から身を乗り出して写真を撮った。 夜ここで見張りをしたらイノシシの行動は一目瞭然だ。 上からライトを照らせばイノシシもびっくりすると思う。 次の夜のパトロールはここまで足を延ばして見る事にしよう。

ヌタ場

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(20190818) イノシシの出入り場所を探していたら 松の木の根元に体を擦りつけているところを見つけた。 町内の松の木はどんどん枯れているが この松は枯れていない。 ヤ二が出ているのでイノシシが 特別に選んだのかと猟師に聞いてみる必要がある。 柵の外側ではあるが田んぼと目と鼻のところで 外観だけを見てパトロールをしていては 気付かなかっただろう。 平坦地のところで歩くところが決まっているので くくり罠には最適なところだ。 福元さんという名人にお願いすれば確実だが 入院されている。 勉強できる機会はなくなったのでもっとまじめに 習っておけばよかった。 罠は買ってある。 自力で罠をかけるしかないがここにいる奴は 柵を飛び越えて田んぼに入っている。 柵のかさ上げが至急の課題だ。 罠をかけるか柵を補強するか。 僕の罠では確率が悪い。 確実なのはやっぱり補強にしよう。

低気圧で活性化する?

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(20190817) 台風が通過した翌朝、イノシシ被害の報告が相次いだ。 僕の田んぼも例外ではなかった。 低気圧はイノシシ活動を活発化させるのだろう。 左の白い板は2枚を立て 太いパイプで固定していた。 見える方は田んぼ側に無理やり押し倒されて画像からは外れているが もう一枚は左の道路側に倒れていた。 想像するに左側通行で見える方は入った方で 手前側から出たということだろうか。 台風の風で弱くなったところを突かれた可能性もある ここは写真を写しているところにも田んぼがあり 周りはイノシシ柵はしてある。 点検してみると上の田んぼは見えにくいところを 荒している。 明日中に柵の点検をして補強しておかないと 人家から遠くにあるのでしつこい攻撃にさらされるだろう。 電柵の下草も伸びている。 アースになるので効果は落ちる。 別の場所の柵も掘られて穴があいている。 盆明け早々に忙しくなった。

風邪を引いた

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(20190816) 静かな送り盆だが盆前の無理がたたったのか風邪を引いてしまった。 喉は痛いし関節痛もあるので熱もでているようだ。 台風ということで堰板を落としていたので 墓参りの後水漏れだけは直そうと水路に行った。 50年経っている水路であちらこちらで水漏れしている。 漏れて水不足ということでなく 常に水が漏れるので下の田んぼが乾かないのである。 この下の田んぼは昨年50㌃ぐらい収穫を諦めた。 損失も痛いが道路脇なので奇異の目で見られる。 おまけにイノシシの絶好の餌場になり無残な姿になった。 湿地対応のコンバインでも深くて代掻きをしたような 田んぼには入る気にはなれなかった。 この田んぼにはもう一切水は入れないようにして 収穫を迎える。 一ヶ月以上水無しになるので今年はばっちり収穫できるだろう。 コシヒカリより一ヶ月遅く田植をした酒米の穂が出そうだ。 出穂の差は2週間ということだろうか。 ということは普通の栽培に比べ 気温が高くなっての田植なので 積算温度からして出穂までの栽培期間が 2週間程度短縮したことになるのだろうか。 逆に秋になると気温が下がっていくので 登熟は遅くなる。 結果的に栽培期間は1週間短縮になるのかなと思う。 台風とともに秋が訪れた。 日ごとに稲が黄金色になるだろう。

台風の目

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(20190815) 台風が呉市に上陸した。 広島県への上陸は20年ぶりだという。 平成3年の19号という忘れられないのが来たことがる。 谷を伝って絞った風が 出荷できるような檜や杉を倒した風はものすごかった。 海水が三次市まで到達したというのだからパワーは桁違いだった。 全国でも大変な被害を出した。 今回の台風は交通機関の運休は最大規模だが実感として 広島県にはたいした被害はでないと思う。 午後4時前からまったく雨も風もなくなった。 紀伊半島の荒れようを中継しているが 三次付近を出雲に向けて通過しているということなので これが台風の目というものなんだろう、 比和は嘘のような凪だ。 この後吹き返しになるのだろうと思うので 送り盆は明日参ることにする。 台風の襲来と同時に帰省第三波が広島に帰っていった。 台風の目が来ると同時に静けさもやってきた。

盆殺生はしたくない

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(20190814) 早朝家電話が鳴った。 僕の仕掛けた罠にイノシシが居るとの電話だった。 帰省した嫁が☎をとったのでどなたがかけてくれたかは 不明だったが食べごろのメスとウリだった。 僕の今年の成績は大小合わせて10になった。 そんなことがあり盆ダンスの準備に遅れてしまった。 写真は別の集落に入ったオス。 牙があるので4歳以上には見えた。 今日は二か所で入っているので手伝えということがあった。 ダンス準備のところで成果を話したら 帰省客が現場を見たいという。 背後にも沢山のギャラリーがいて記念撮影をしていた。 イノシシもだが銃の発砲も見たかったのだろう。 檻に入るには台風が来て天気が荒れてくる15日に かけてだと思っていた。 入った原因はわからないが 入るときは何故か複数入る。 そんなことがありたくさんの肉をもらったが 我が家で消費するには多すぎるので近所に配った。 生なので心得のある人にしか配れない。 肉の保存についてもっと勉強しなくてはいけないだろう。 明日は帰省第3派が朝から帰る。 静かな送り盆になりそうだ。 右から広島・広島・神奈川・広島・神奈川となる。 別に広島に帰った小学校と生まれたばかりの女の子がいる。 日本国の将来に大きく貢献してもらいたい。

世代交代

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(20190813) 松杭に電柵の碍子を付けるのにインパクトドライバーを使う。 古い機械はまだ使えるが電池の持ちが悪くなったので 去年買い替えた。 マキタや日立は高くて手が出ないので 値段のお手頃な同じメーカーを買った。 小さくなってトルクも大きいので満足している。 バッテリー容量が少ないと思ったので ついでに3個目を買ったのだが 僕らのような使い方では全く無駄な買い物をして しまった。 この次はないが無駄な買い物は現に慎む事にしよう。 帰省第一波が帰り第二波が襲来賑やかなことだ。 今年の盆は全孫がニアミスで一堂に会することはなかった。 全孫が集まるのを見るのは嬉しいものだが 分散型にしないとこちらの身が持たない。 孫が大きくなって学校行事などがあるようになるので 丁度よい仕組みになっているなと思う今日この頃である。 カープはやってくれた。 明日も頑張れ。

初の試み

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(20190812) コシヒカリを守る電柵が夕方完成した。 このままであれば被害は全体の1%以内に抑えられ 直近でみれば防衛に成功した年になるのではと思っている。 今年から地盤のよいところは120cmの松杭を使った。 見るからに電柵の壁があるようで頼もしい。 ここはコシヒカリと酒米の境目の道路で 右側が下流に向けてコシヒカリ、 左が上流に向かって酒米になっている。 上に見えるのが川向こうの国道432号になる。 深く打ち込むのに難儀をしたが安定しているので数年間は 線を張るだけですむ。 右腕が犠牲になったが来年から作業の軽減が図れるだろう。 イノシシの箱罠には全く反応が無くなった。 トラップをかける前には来ていたのに 不思議でたまらない。 左手前に置いている餌にも全く口を付けていない。 電柵が着々と完成するので他所に行ったと思えば 獲れなくても気が楽になった。 このままで済むようなことはないので パトロールはしっかりやる必要があるだろう。 カープは大事なところで3連敗、風前の灯だ。 新聞によると次の一敗で自力優勝が無くなる。 明日はどうでも勝ってもらいたい。

スーパーカブのようだ

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(20190811) 草刈機のアクセルワイヤーの動きがわるいので交換した。 ホームセンターで買ったのだので部品は取ってくれないと 思っていたのはいらない心配だった。 交換したら気持ちの良いぐらいのレスポンスになった。 感覚的にはスパーカブのアクセルのようだといえばわかりやすい。 箱罠に朝早くから行って見たが入っていなかった。 周りに置いた餌にも全く反応なしだった。 昨夜あれほど賑やかな行進を見たのに 別の所に行ったのだろうかと思う。 親だけなら警戒して入らないこともあるが ウリ坊は関係なく入るはずである。 イノシシはよっぽど安心しない限り移動を繰り返すという。 バイクで追い返したので警戒しているのだろう。 カープの試合はBSで見れたが疲れていたので途中で 寝てしまった。夜中に結果を見てがっくり。 昨逆転負けが2夜連続だ。 昨日の段階で勝ち越したと思ったのは夢だった。 僕の頭は暑さのせいで頭がオーバーヒートたようだ。 明日は帰省第二波が襲ってくる。 箱罠を見て回り涼しい内に草刈を始める。

身代わり

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(20190810) 昨日夜中に遭遇したあたりの電柵は完成したので しばらく僕の田んぼは荒らされないと思う。 身代わりではないが近くの田んぼは大変なことになっている。 電柵は張りかけてあるが草刈りが間に合っていないので ここが集中攻撃を受けている。 弱い所を責めるのは戦でも常識だがこの近くの僕の田んぼは 一番最初に電柵を張ったので 近寄った形跡はない。 盆までに電柵を張らないといけないところは 残り200m余りとなった。 我が家の帰省が始まる。 一チームは途中までバスで来させて 千代田の道の駅に迎えに行く。 遊んでなんかいられないトンボ返りで作業を進める。 箱罠のトラップ紐をかけた。 もち米プラスの糠を入れ紐にジャガイモを通して置いた。 前回もこれでうまく行ったので 明日の朝が楽しみだ。 カープは阪神に逆転負けを期した。 全部勝っては気の毒なので嫌な負け方ではあるが Aクラスへの貴重なプレゼントになった。 勝ち越しただけでヨシとしよう。

遭遇した

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(20190809) 道路から右側の電柵は間に合ったがこの田んぼは 草刈と電柵の支柱を配ったところで日が暮れた。 不安になり夜中の2時に行って見たら イノシシの遊園地になっていた。 成獣2頭ウリ3匹、バイクのエンジン音も全く気にせず 横目で見る感じでゆっくりと山に帰った。 写真も撮れる状況であったが持ち合わせていなかった。 帰った方向に柵を壊しているところがあると思うので 早速修理しないといけない。 ウリが3つということは先週僕が交通事故で1匹 処理しているのでその仲間だろう。 この家の先に広い面積のコシヒカリの田んぼがある。 盆準備に忙しいが盆を迎えるまでには電柵を完成させないと いけないだろう。 近くの箱罠の餌には遭遇した親子がついているのだろう。 今度の箱罠は少し大型で全部確保ができそうだ。 猟師さんに伺いをたってからトラップをかけることにした。

大成果

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(20190808) オニヤンマの羽化しているところを コシヒカリの田んぼで見つけた。 何度写してもピントが合わない。 今時のスマホは全自動だが全自動で後ろの稲に ピントが合ってしまう。 遠くから撮って拡大して貼り付ければよかったと 今になって思ったが後の祭りだ。 死んでいると思い殻を持ったら足が動いた。 数時間後には飛ぶのだろうと思う。 イノシシの仇は取ったが大物過ぎて3人がかりで ロープを引っ張り道路まで出した。 (写真掲載は自粛) 距離は100m、雪があればナイロンで そりを作り楽なのだがそんなことにはならない。 僕は初めて搬出を手伝ったのだが こんなにしんどいこととは知らなかった。 その後解体処理に3時間がかかった。 僕でも本気で猟をすればもっと 獲れると思うが3人がかりで半日かかっていては いくら暇人でも負担は大きいと思った。 成績はメス一頭(80㎏)、ウリ坊が3だった。 僕は現場にいなかったが実はウリが 4で撃ち漏らしたらしい。 もう一か所トラップをかければ獲れると思うが 毎日出勤では気の毒だ。 当分泳がすことにした。

戦端が開かれた

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(20190807) ついにイノシシが田んぼの中で暴れ出した。 昨日までは稲の中を歩くだけだったが 稲に実が入り出したのだろう穂をくわえたのがわかる。 どこから入ったか探さないと明日はこの倍以上の 被害になる。 バイクで走って見ただけだが2か所以上で被害がある。 田んぼ全体がイノシシに囲まれて見られているような 嫌な感じがする。 僕も戦闘モードに入った。 箱罠の中の餌にイノシシがついた。 警戒していたがモチ米入りの糠の魅力に負けたようだ。 トラップの紐(ワイヤー)をかければ入らないので 餌だけを入れて自由にさせていた。 自信のある箱罠は2つある。 明日は忙しい一日になると思う。

クルミの木

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(20190806) 草刈は全体の2回目を済ませたが 最初のところが3回目を始めなければならなくなった。 3回目は他の作業もあるのでいけるところまで済ませて 収穫作業に入ることになる。 たまには違う作業をしようと田んぼの影をする 胡桃の木を伐採した。 小さな木に見えるが根元の直径は50cmを優に越える。 大きな木なので切ったら比和川に倒れ込んでしまった。 木を川に放置したのではお叱りを受けるので 後日重機を持って行き引き上げることにしている。 2段張りのイノシシの柵があるので めんどくさい作業になりそうだ。 木にはいっぱい実がついていたが 野生えの木で中身は爪楊枝でかろうじて 採れるくらいのことだったので 食料危機には役立たないと伐採に踏み切った。 陰をするものが無くなったので稲も喜んでいるだろう。 この先に太さも高さも3倍はあろうかという大木がある。 胡桃の木より影をしているのだが枝の展開からして今切ると 田んぼやイノシシの柵に重大な被害が出る。 来年の米作りのためにも冬の間にどうでも切ってやろうと思っている。 木の種類がわからない。燃えれば燃料になると思うが 石油枯渇は当分先のようだ。 田んぼの横に放置するしか利用価値はないようだ。

野焼き処理

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(20190805) 両側から刈って中に寄せ、乾いた枯れ草はよく燃える。 他の畔は夕方火をつけたら燃えるのが途中で 止まってしまった。 この経験をもとに日中風のない照りつける時間を選んで 火をつけたら100m余りの畔がうまく燃えて向こうまで 焼けてくれた。 風が吹いて立ち上がる炎が左右にずれれば 稲が火傷をする。 時間がかかるので最後まで見届けることはしなかったが 3畔ほど試してみた。 風は出なかったので上手くいっているはずである。 この方法がうまく行ったのなら畔の条件次第で 次々試してみようと思うが 火傷をしているかいないかは穂が出るまで 外観ではわからない。 斜面の長いところで失敗したことがある。 下から火をつけ炎が駆け上がり3列ぐらいが被害にあったことがある。 良く燃えるので下から付けたのだが 上から付ければ徐々に燃えて被害は少なかったと思われる。 本来なら刈草は資源でよい堆肥になることは知っているが とてもそんなことにはならない。 ほっとく手もあるが畔が肥えてミミズが発生して モグラの巣になれば水漏れなど困った問題も発生する。 もう一ケ月草刈とイノシシとの戦いは続く。

混ぜ飯

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(20190804) 田んぼの品種が違い出穂の差がハッキリ出た 田んぼを写した。 品種を間違えたのでなく「あきさかり」という 品種が足りなかったので僕のコシヒカリを 補足して田植えをさせてもらった。 僕の記憶では5枚ぐらいを足したので列を見ると 記憶が正しかったということになった。 「あきさかり」は広島県の奨励品種だ。 ひらがなで書くということは開発したところが コシヒカリとは違うということで 広島県が造ったということだろう。 調べたことはあったが記憶がハッキリしない。 田植の時、あきさかりはコシヒカリの系統もあるので 品質低下にはならないだろう。 出荷もしないので田んぼを空けるよりは いいだろうということにした。 あきさかりは値段は安くても収量がよい。 短稈で作りやすいという利点を持っている。 味もいいということなので市場の評価は高いようだ。 耕作面積の半分をコシから切り替えようと考えてみたが 手間がかかるだけで収益向上はあまり見込めない ということになり作付けを止めた経緯がある。 見てのとおり同じ田植日でも出穂時期が一週間は遅れる。 収穫作業の分散に役立つので 今後も検討課題に挙げることにした。

3割9分磨き

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(20190802) 尾道松江道に入ったところで いつも買い物をする三刀屋のスパーに寄った。 晩飯のおかずを買うためだったが 酒が無くなっていたので獺祭も買った。 3割9分磨きの一升瓶は9千円するので 小さい獺祭島耕作ボトルにした。 味音痴でも3割9分磨いた酒の味がわかる気がしたが 一気に360mlが無くなった。 カープが勝っているのでまだ入りそうだったが 飲み屋で飲めばどんなことになるか考えただけでも恐ろしい。 次の日のこともあるので止めておいた。 獺祭になる山田錦という酒米を作りたいが 標高が少し高い。 もう少し温暖化が進めば栽培適地になる。 それまで頑張れるかが問題だ。

大規模林道起点

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(20190802) 知人の葬儀があり兵庫県まで行ってきた。 本人の希望で家族葬にしたという。 同じ年回りで手遅れの癌だったという。 意識もしっかりした中で考えたのだろう。 僕に何かあったらそうしてもらいたいと 思うようになった。 同じ道を帰るのも芸がないので兵庫県佐用から 鳥取道で山陰にぬけ大回りで家に帰った。 100㎞は長く走ったが車の中は外の殺人的暑さのことを 思えば快適だった。 鳥取道は岡山県の粟倉をかすめて林業で有名な 智頭町を通る。 休憩で寄った道の駅で面白い看板をみた。 僕の家の前を通る大規模林道の起点の看板だ。 昭和のバブル時代の計画でついた道路だが 一度は起点のところを見てみたかった。 林道は僕の林業になんの利益も与えてくれなかったが 僕の家に2車線の道路という最高のインフラを 与えてくれたことになった。 バブル時代よありがとう。 町内で上と同じ看板があったと 思っていたが 家の前の看板は比和新庄線となっていた。 新庄は岡山県真庭市で地図で見ると 鳥取大山の南側の村だ。 要するに中国山脈を走る道路だが 出来た年度で○○林道となるようだ。 上の看板では緑資源機構は訂正したのが見えた。 元は森林開発公団だったはずだ。 [大規模林道は全国7か所で計画され・・・・・・] Googleで検索してみてください。

網解禁日

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(20190801) 今日は網(投網や刺網)の解禁日だった。 朝、二グループが入っていたが 早々に引き上げて行った。 昼からは鵜が二匹飛んできたがこれもいつの間にか 姿が消えた。 昔は網を持たない者でも 投網が帰った後で岩についた(隠れた)鮎を チョン掛とヤスを持って行けば漁になっていた。 解禁日の夜からは夜川をしていた。 鮎の寝込みを襲うので結構な収穫があった。 昔の解禁日は朝から夜まで賑やかだった。 右の僕の田んぼの農道(護岸)は 解禁日の前の日から場所取りをするところで 僕の承認なしでは車は置かれなかった。 親戚がいつも置いて漁するので おこぼれにあずかっていたが 今年はゼロになりそうだ。 解禁日に魚も人間もいない川を写したら 寂しい気持ちになった。 カープの勝利が一番の薬になった。

柵の外側

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(20190731) 比和川に沿って柵のある農道の法面が 荒されている。 入ろうとした訳ではなかろうが 下側をもう少し掘れば出入り自由になる感じだ。 柵は連続しているので倒れず柵の機能を 保っている。 実際はここから出入りをすることはないが 何を探してこんなことをするのか理解できない。 路肩が崩れるので重機を持ってきてシーズンオフに 復旧することにした。 左側には集落の田んぼが広がり耕作者がたくさんいる。 年に一度くらい迷ったイノシシが出れなくなって 騒動することはあるが ほぼ被害の無いところで 僕が一番安心して米作りをするところだ。 イノシシは人間の気配を感じないと 無理やりでも柵を壊して入ろうとする。 下流のようになってはいけないので 見回りだけはしっかりしておくよう お触れを出すことにした。 カープは連敗をしなかった。 明日の結果次第で今シーズンを占う ことになるだろう。