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最終防衛電柵

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 (20200830) 午後になると急に強い雨が昨日から降るようになった。 直射日光は変わらんように感じるがずいぶんと過ごしやすくなった。 雨に濡れたり汗をかいたままバイクに乗ると涼しいを通り越して寒くなる。 写っている範囲はほぼ僕が管理しているところで 左側が比和川、右側が山裾になる地形。 正面が南方向で突き当りの稲田橋を左に行けば 三河内、盤の谷(昔の庄原市に出る道)方面になる。 基本的に両側にイノシシ柵はしてあるがそれでも侵入してくるので 要所には個別に電柵がしてある。 それでも遠くからイノシシが道路を歩いてくるようなので 最終手段でメインの道路に電柵を張ることなった。 毎年の事 (昨年のブログも8月末) ではあるが 直線で見通しが良いのでここの作業は辛いものになる。 気になっているところはまだあるが 侵入されたときに対応するしかない。 明日から電柵下の草刈りをしないと効果が無くなる。 本番の畔の草刈は置いといて電柵下を集中的に刈らないといけないだろう。 今朝小さなイノシシをゲットした。通算で5頭目。 昨年は9月現在で11頭だったので今年の成績はよくない。 その分は冬に頑張ることにしよう。

いずれ山に還るところ

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(20200829) 同級生が稲を植えるのを諦めた田んぼの草刈をしている。 (屋根の右側) 手前の耕作をしていない草を刈った田んぼは イノシシの運動場状態になっている。 稲が植えてあれば目を覆いたくなるような惨状であろう。 ここも柵に囲われているが山の中まで僕は見回らないので 何処から入ったかはわからない。 管理している同級生も稲に被害はないので 見回りはしていないようだ。 僕の田んぼは右上に見えるが谷を隔てているので 今年はまだ一度も侵入されていない。 マコモのある田んぼは屋根の右側にチラッと見えている。 山の中にポツンとある田んぼだから狙いやすと思うが 近くの箱罠で2頭成敗しているのが効いているのかも知れん。 毎日僕はこの位置にバイクで乗り付け田んぼを確認する。 入口に行って水平で見ると一番遠くの所に入られたら 遅れを取るのでいつもこの方法だ。 柵を開けて入り歩いて見回るのがめんどくさいのもある。 ここの収穫は9月の終わりごろになる。 もう一ヶ月無事でいてくれ。

話題はイノシシばかり

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 (20200828) 何処で知ったのか柵の端が弱いことをイノシシは知っている。 護岸回りで鉄筋が立たないので1mくらい柵をブロックの先まで出しておいた。 本気を出せばゆがめて通ることはするだろうなと思っていたが 現実となった。 仕方ないので護岸の天端でL字の箱を作り 押しても引いて倒れないようにして 下には柵を敷いて連結しまるで箱罠のようにしておいた。 飛ぶイノシシなら越えるがその時は嵩上をすることにしよう。 他の護岸のところは柵を折り返し袋にしておいたのだが 鉄筋ごと抜いて侵入していた。 ここも下に柵を敷き完全に箱罠状態にした。 もうここは攻めないだろう。

スマート農業に一歩近づく

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 (20200827) 朝の防除に発電機を積んでいくことにした。 バッテリー一組で十数分フライトできるが 面積にして0.6haぐらいまでしか散布ができない。 3haくらい済まそうとすると 5組のバッテリーがいることになる。 買った時には2組で始めたがこれでは仕事にならないと 1組追加購入した。 値段を聞いてガックリ。金7万円也であった。 朝仕事をスマートに済まそうとするともう二組必要 ということであるが 二組消費する間に最初のバッテリーを発電機で充電すれば 何とかなるという結論に達した。 やってみて発電機はうるさいがうまくいった。 今度こそスマート農業に一歩近づいた 感じになった。 この田んぼは僕の田んぼではないけれど 日ごと被害が大きくなっている。 電柵で囲われてはいるが線に雑草が絡み効果がないようだ。 電源から遠いのも原因だろう。 早く対応しないと収穫皆無が目前だ。 ここが犠牲になれば他は安全ということはないので 連絡をしてあげようと思う。 僕の田んぼも例外なく荒されている。 いささか疲れたが侵入された次の日には修理をやっておかないと イノシシになめられる。

猟師の真似事

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 (20200826) こんな感じならバイクで走っていても入ったのがわかる。 道路から遠いところは足跡を追って歩く。 柵の縦線の左から4番目の先が左に折れ曲がっている。 その下の横線には梯子を登ったように土がついている。 横にある田んぼはこいつが毎晩のように荒らしに来る。 箱罠には一切近寄らない学習した大きな奴だ。 この左には電柵もあるが高さは70cmくらいだから 飛び越えているのだと思う。 ここの柵の外側は山と川を行き来する通り道で 昨年は近くで一頭ゲットした。 守るだけでなく外側に打って出れば まぐれがあるかもしれんが暇がない。 どこもかしこも越えるものではないので左右6mくらいを高くして 様子を見る。

家の前だけは4回目

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 (20200825) イノシシの出入りが確認できるところはいいけれど 大面積でどこから来るかわからないところは 結局田んぼの周りに電柵を張ることになる。 概算で耕作面積の3分の2は張ることになるが完成したのは3分の1、 草刈を急がないと間に合わない。 家の前の田んぼの草刈はもう4度目になる。 ここの草の長さが法面草刈機の限界なので 今日の草刈はここから出発した。 毎日の見回りと柵の修理と増設、 風が吹けば涼しくなったとはいえ暑い中の草刈は きついものがある。 いささか嫌になるが収穫の時期が迫ってきた。 第四コーナーの鞭を入れる時が来た。

お膝元も無傷ではいられない

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 (20200824) いい日は続かないもので夜が開けたら 我が家の目の前の田んぼが荒らされていた。 墓参りの時荒らされていた左隣りの田んぼは 正面柿木の左にある人間の出入り口をこじ開けて入っていた。 今回は右側にあるバックホウで土砂を取った水路のところで 道路からは見えないがヌートリアが巣をしていたところだった。 巣をするような土の軟らかい所なので簡単に掘ることができたようだ。 出口を探したのだろうか左側の畔に沿って走っているのがわかる。 被害状況を見ると道路から見えない 柿木の下あたりが一番荒されている。 侵入一日目で遠慮したのか被害は少なかった。 昨日柵と電柵が完成したところは被害が更に広がっていた。 隈なく点検すると写真を撮っている高さ2m以上ある ブロックを駆け上がっていた。 昔のブロック積みで表面の凹凸は少なく高さもある。 不安はあったがここは大丈夫と安心していた。 電柵を延ばせば済むことだったが草刈が面倒で 見て見ぬふりをした結果がこれである。 大急ぎで柵を並べ仮止めのようにしておいた。 直ぐ近くに作業小屋がある。川に家電の線を張れば僕の勝ちだが 家のテンパールが落ちたらお叱りを受けるので止めておいた。

良い一日

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 (20200823) 柵の設置は右上の電柱から左の電柵の角まで50mくらい。 経費の問題で打ち込み鉄筋の数を減らして 強度には問題があるが昼までには完成した。 柵は今までの経験からフニャフニャの方が イノシシが嫌がるような気がする。 地盤は軟らかいと掘られて侵入を許すが 柵が柔らかい分は押しても引いても柵が衝撃を吸収するので 強行突破はできないと思う。 軟らかいと人間でも扱いにくいのと同じで 「柔よく豪を制す」というような考えで 手抜き工事を完成させた。 もしイノシシが侵入しようとすれば道路脇ですぐに発見できる。 対応を早くすれば被害は少なくて済むだろう。 がっつり昼寝をしてさあ草刈と思ったら雷が鳴って 雨が降った。昼までも曇っていて過ごしやすかったが 午後は更に快適になった。 草刈は進まなかったけれどめんどくさい柵も完成、巨人にも3タテ。 涼しいのでぬる燗も飲めた。 良い一日だった。

小さな穴だが被害は大きい

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(20200822)            昨日の雨で空気が一変、涼しくなった。 朝のバイクは霧が出て涼しいを通り越えて寒い感じだった。              朝のパトロールで大変な被害を発見した。 昨日は何ともなかったので昨夜の仕業だ。 左から右へ流れる護岸の部分は 17日に柵を補強 したのだが 別の部分から侵入された。 調べてみると小さな穴だが入ったイノシシは大きい。 ここから入ってここから出ている。 大きなイノシシでも横になって柵を持ち上げて入れば このぐらいの跡しか残さない。 ここは地主の人が昔柵をしていて今まで狙われたことがないので 無警戒だった。 資材を運び穴を塞いだ。左右5mは土が掘れないよう 柵を敷いた。 柵が1mと低いので飛び越えはしないかと心配になるが 嵩上げをする余裕がまったくない。 入られたときに対策は考える。 涼しくなったと思ったが真昼の作業は地獄だった。 明日も柵を立てる作業をすることにしている。 昼の作業は辛すぎる。 線香焚いて夜明けとともに作業開始で暑さを避ける。

粘りゴシヒカリになってくれ

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(20200821) 午後二時ぐらいだっただろうか 急に雷が鳴って夕立のような雨が降った。 しおれていた野菜には恵の雨だが心配しているのはコシヒカリの稲。 このまま倒れかけた状態で収穫まで行けばよいが 台風と雨のダブルパンチが来ればとても立ってはいられない。 大儲けを企んだ肥料設計が今後の天候次第でどちらに転ぶか 心配の種になってきた。 後一ヶ月、コシヒカリさん粘りゴシで頑張ってくれ。 これが噂の蚊取り線香。箱には森林香と書いてある。 一番安いA社は一枚14円に対し森林香の方は50円だ。 これは効果が期待できると大急ぎで買ってきたが 容器を朝使ったまま軽トラに置いていたので雨で濡らしてしまった。 森林の方は薬量も多くて太さもあり一か所点燈で行けるかもしれんなと思う。 箱を開けたら注意書きに専用器で使えとあった。 店頭で見たのだが専用器は千円だった。 器も三倍だから効かん訳は無かろうと思う。

線香の良し悪しは現場が知っている

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(20200820) 昨日の夕方と今朝の7時30分までの朝仕事で 右の田んぼと道路の二往復を済ませた。 7時半というと通勤の車が背中のあたりをひっきりなしに通る。 道路の横で懲罰の草刈りをしているようで元気も燃料もあるが この辺で草を「しごー」をするのは止めておいた。 今日は曇っていて朝の内は過ごしやすいかと思っていたら 8時になったらしっかり晴れた。 この天気ではコシヒカリはまだ水分を欲しがるだろう。 週末までにはもう一度しっかり水をあててやろう。 刈り初に虫よけスプレーはするのだが汗で流れる。 やはり旧式ではあるが蚊取り線香が一番ということだが どうもA社製は価格が一番安いというだけあって虫が寄ってくる。 初と終わりに二重に火をつけ腰にぶら下げるが 顔には効果がうすい。 頭にすっぽり網をかぶれば何ともないという人がいるが 僕にはあのブンブンという感じがいたたまれない。 森林専用の価格3倍のものにするか 価格2倍のK社にするか迷うところだ。

今年はマコモを喰いたい

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 (20200819) 右がコシヒカリの稲で左はマコモタケ。 マコモは僕の身長より高くなって2mを越えている。 株分けをするようにと書いてあったが やり方がわからんし暇がないのでそのままにしている。 植える土地は近くにあるが雑草だらけで とても育ちそうにない。 とにかく今年は食べてものになるか確認してみよう。 水管理とイノシシ管理、さらに少しの草刈で一日が過ぎる。 夕方太陽が隠れたらずいぶん涼しく感じた。 蚊取り線香をぶら下げて草刈のピッチを上げないといけないだろう。

秋の風

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 (20200818) 連日の猛暑日で刈り倒した草がよく乾いた。 太陽が隠れると燃えにくくなるので 午後3時過ぎから写真を写している家の方から火をつける。 少し伸びかかった草も焼けて 当分大人しくしてくれるだろう。 夕立も来ないので土地が乾燥しているのも 草にとっては悪条件のようだ。 畔草は風のある日にやれば稲が火傷するのでこの時期からは 自粛することにしている。 暑い中ではあるが草焼きは気持ちよいので止められない。 猛暑と言っても僕らのところは夜12時を過ぎると涼しくなる。 エアコンも昼から回すが温度設定を26℃のままでいると 午後8時ころから寒くなる。 窓を開けて寝るのだが午前二時になれば窓を閉めて 毛布がないと寝れない。 こんな時だけは住みやすい所だと思うことにしている。 赤とんぼが飛び始めた。早生品種の穂が色づき始めた。 もう少しで秋の風が吹いてきそうだ。

使えない犬

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  (20200817) 夜明けとともにドローン作業と思っていたが 真夜中のパトロールであまり大きくないイノシシ2頭と遭遇。 電柵の中にいるのでスーパーライトを照らして追い出しを試みるが なかなか出て行かない。 最後にはイノシシ柵の地盤の軟らかい所を持ち上げて山に帰って行った。 出るまで一部始終を見たが一直線に走ると速い。 オリンピックなら完全に金、猟師も 止まっていないと鉄砲は当たらんと思った。 そんなことがありすぐには寝付けない。 ブログを書いて二度寝したら寝坊をした。 イノシシはドローン作業も邪魔をしてくれるから始末が悪い。 夕方修理に行きがんじがらめに補強しておいた。 写真は昼から作業したところで昨年から攻防を繰り返している場所。 斜面を掘り返すものだから柵の下の土が無くなり柵が浮いて 穴が空いている。 バックホウが行けないので仕方なく右下の斜面に 柵を並べて掘るのを阻止する。 柵を持って行くだけでも汗だくになるきつい作業だった。 100m以内に人家はあるが斜面が見えないのでやりたい放題。 番犬がいて修理に行った僕には吠えるがイノシシには無抵抗、 使えない犬だ。 人間に吠える危ない犬なのでいつも繋いである。 僕は犬好きなので飼い主がいない時わざと近くを車で通りからかってやる。 リードが切れれば面白いことになるがトラブルは止めておこう。

黒ニンニクの出番だ

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(20200816) 昼間誰一人外を出歩く者はいない。 盆明けの日曜日ということもあって走る車もまばらだ。 今日は朝早くから僕担当のお大師さんの掃除に行き お花と線香をあげてお参りしてきた。 59番札所(愛媛県国分寺)が担当でいつかは本当にお参りしたいと 思っているがまだ実現できていない。 今年あたりは行ってみたいと思う。 暑いので軽作業しかできないので 張り終えた電柵にユニットを取り付けた。 張った電柵線に下草が伸びて当たれば効果は半減する。 草の伸びるのは早い。 毎日の水の管理と柵の点検に下草の点検が加わり 朝の日課は倍増した。 まだ暑い日は続く。黒ニンニクでも食べて乗り切ろう。  

送り盆というけれど

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(20200815) 盆というのにあちらこちらでイノシシの出没が相次ぐ。 活動が活発なのか僕の箱罠二か所に獲物が入った。 小さいし盆で人出がないので埋設処理してもらった。 今シーズン捕獲頭数は6に伸びたが 被害は一向に収まる気配はない。 写真は僕の田んぼの道路の反対側にある 昨夜被害にあった田んぼ。 電柵でぐるり囲ってあるが入られている。 僕のところに入ってもおかしくはないのだが 今のところ遠慮しているみたいだ。 今日の仕事はイノシシ退治と柵の修理と墓参りだけ。 暑くて他の事は何もできなかった。 帰省客が全くいない寂しい盆なので 夜は嫁の実家の飲み会に誘ってもらった。 ビールをたくさん飲んだので明日は脱水に要注意だろう。

初めての光景

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  (20200814) 葉っぱが白く枯れている。こんな現象は過去に見たことはないと思う。 田んぼ全体ではないけれど緑の中にポツポツとあるので よく目立つ。 集落を見回して穂が出ていない僕の田んぼ(酒米)に集中しているから ますます目立つことになった。 まずい病気になったかと調べるがよくわからん。 JAの米担当に見てもらったら虫だという。 コブノメイガという虫だから即刻防除ということになった。 酒米に好んで集るということはないが 田植の遅い僕の田んぼはまだ殺虫剤がまかれていないので 安全地帯だということだろう。 昨年は西日本でウンカの被害(坪枯れ)があったが 僕は免れた。 田植が遅いことが功を奏したのか今年はその裏が来たようだ。 夕方の無線放送を聞いていたらウンカの警報が出た。 今なら両方の虫に一度で対応できる。 ある意味僕は幸運だったのかもしれない。

ビールは美味いが

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 (20200813) 家の前の道路からだと高さがないのでイノシシが 入っているのに一日中気が付かなかった。 夕方墓参りに行ってふと見下ろすと入っているではないか。 右にある我が家の田んぼはゴソゴソしないで走り抜けていた。 川からは上がれないように柵がしてある。 点検したが柵を壊したところはない。 ということは無防備な我が家の前の 道路を伝って出入りしたということだろうか。 川の方に柵がなかったころ一度入った記憶があるが ずいぶん前のことだ。 草刈も電柵も思うように進んでいないところに これだから気分は下降気味だ。 カープが負け越したことも影響している。 明日からドローン作業を夜明けとともに再開する。 イノシシ対策と草刈は真昼間の作業となる。 ビールは美味いがきつい一日になりそうだ。

あっちを塞げばこちらに

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  (20200812) 僕の田んぼから離れてはいるけれど入ろうと思えば 簡単に入れるほどイノシシが掘り返している。 道路のすぐ横で毎晩せっせと働いているに違いない。 地盤の軟らかいとところは柵もう一枚斜めに立てかけて 掘れないようにする必要がありそうだ。 この下流で柵に穴を開けて田んぼに入っていた。 僕の被害は少なかったが隣地の田んぼはひどかった。 電柵もするけど見回りを強化しないといけないだろう。

猛暑日というけれど

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 (20200811) 真夏というのに照り付けるような日差しは感じなかった。 というか日中の作業はやらないで昼寝をしているかTVを 見ているかなので外の状況は分からない。 午後太陽が山の陰に入ったら行動を起こすのだが 突然黒い雲が湧いた。 僕の家は山の向こう側、バイクで来ているから雷が怖い。 急いで帰ったら打ち水のような雨が降り 涼しくなった。 猛暑というけれど比和は過ごしやすい所だと思う。 どの田んぼの周りにもイノシシの足跡がある。 何処からきているのかさっぱりわからない。 箱罠を4か所セットしたが入口まで来て全く入る気配がない。 耕作面積の少ない農家はほぼ電柵を張り終え 対策はばっちりのようだ。 僕は面積が広いので狙われやすい田んぼから電柵を張って 行くしかない。 当分草刈と電柵張りに時間を取られそうだ。

麹は肉を軟らかくする

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 (20200810) 衝撃的ニュースが舞い込んだ。松江の高校でクラスターが発生した。 中国5県で鳥取の次に少ない県だから100人近い感染者は驚異的だ。 僕らは県庁所在地の位置からすれば広島より松江が近い。 身近な県でのクラスターだから驚いている。 寮というから軽症者の隔離施設にしたらどうだろう。 島根県の対応が注目される。 そんな世の中に関係なく我が家は平和だ。 外部との接触はほとんどなく居酒屋で嗜むような高い酒を 自分で獲った肴でぐいぐいやっている。 先日スタミナをつけようと汁にしたのだが 肉が固かった。 そんなに大きくないメスだったのに硬いとはどういうことなんだろう。 麹に漬けると軟らかくなると聞いたので試してみた。 食べやすくはなったが筋のようなところはそのままだ。 硬い筋のような所は惜しげもなく捨てた気持ちでいたが 十分でなかったようだ。 筋膜の処理の仕方がよくないのかもしれん。 ヨットのオジサンに聞いてみよう。

戦端が開かれた

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 (20200809) ついに始まった。田んぼの周りを隈なく点検したが 何処からきているのは分からない。 柵を点検するが壊れた所はない。 出入りの所が特定できないと対策のしようがない。 時期を同じくして別の場所も入ったという情報がある。 コシヒカリの穂も出たし いよいよ戦端が開かれたと言っていい。 箱罠を名人から教わったようにしているが 足跡も大きく長年にわたり人間の罠をかいくぐり生き延びてきた イノシシだろう。 柵がダメなら電柵ということになるのだがこの田んぼは大きい。 単純計算でも周囲は300mを越える。 見逃しがあるといけないのでもう一度柵を点検してから 電柵を張ることにしよう。

羽根休め

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 (20200808) ドローンの農薬散布の全作業の4分の1が済んだ。 試行錯誤したがフライト時間を積算してみると 準備をいれても2~3時間程度だ。 今までの作業時間を考えれば画期的なことと言える。 時間もだが蜂などを巻き込む評判の悪いヘリ防除に比べ 機体直下に噴霧するので農薬の飛散が少ないのも環境に優しい。 田んぼの中の生き物にとっては地獄だろうが 僕の生活がかかっているからごめんなさい。 保証なしの最安値は一セット80万円で売っている。 こんな時代が来るとは夢にも思わなかった。 庄原初の感染者が出た。 「県東部の○○関係」に勤めると書けば 県北からいくら遠くの職場であっても だいたい感染者は特定される。 特定されることが良いのか悪いのかは判断の分かれるところだが コロナが本当に身近になったと実感した。 昨日載せた 「激熱」 のマツダスタジアムの看板付近に HRを打たれたときには今日も乱打戦かと思ったら 意外とシビレルような試合展開だった。 勝てて良かった。巨人が負けたのはアンチとして更にうれしい。 中日さんありがとう。

目の肥やし

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 (20200807) クボタの展示会に行ってきた。 外観は僕の田植機と同じだが中身は最新式の自動運転が付いている。 僕の田植機に直進機能ぐらいはつけたかったが 60万アップでは手が出なかった。 自動運転となるとどんな金額になるかと想像したが 考えるのは止めた。 次はトラクタ、本体だけで家が建つ。 自動運転付だと郊外のマンションくらいだろうか。 大きな田んぼなら昼寝をしながら作業が進むのでお勧めだ。 最新式の16㍑搭載できるドローン。 1㌶以上の田んぼがあるような所でないと活躍できないと見た。 後ろにあるのが僕と同じ10㍑タイプ。 どれもプロペラは6枚仕様なので 多い方が安定するのかもしれん。 6㍑の差で子供と大人の差がある。 値段も僕の機より3倍はするんだろうと思う。 帰って仕事をしようと思ったが強烈な雷と雨にあった。 頭の上でドカーンバリバリとなったので 家に落ちたのかと思った。 ディスクPCには雷被害は受けないよう対策をしている。 TVもPCも壊れているのではないかと スイッチオンして見たらどれも無事だった。 夜になって三宅酒造(千福でおなじみ、 マツダスタジアムレフト上段の看板)の「激熱」で乾杯。 試合もゲキアツでよろしかった。 明日もよろしくお願いします。

交通事故にあった土竜

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(20200806) 昔、運が悪いことを交通事故にあったという言い方をしていが 今では死語になった。 運の悪い生き物もいるものでバイクで田んぼの水管理をして 走っていたら草むらがモコモコ動いて 急ブレーキをかけたが間に合わなかった。 農道の固い砕石層で地中を進むわけにいかず仕方なく 草に紛れて表層を横断していた。 モグラは地表に出ていては長く生きられない。 バイクの振動でパニック横断になった可能性もある。 運の悪いことは重なるもので ホンダジャイロというミニバイクは幅の広い小径タイヤが 三輪あって幅を合わせれば80cmくらいになる。 普通のミニバイクで走っていれば助かっていたかも知れんが 運の悪いモグラもいたもんだ。 西日本だからコウベモグラという種だろう。 ちなみに比和町には全国でも珍しいモグラ博物館がある。 モグラは軟らかい田んぼの畔に深い穴を掘り 水漏れ被害が深刻になって田んぼを作る者にとって害獣である。 モグラトラップで駆除をする人がいるくらいなのだが 僕はミニバイクで駆除したことになった。 日中最高気温になる予報だったが 一日中風が吹いて草刈りをしていても快適だった。 そろそろ雨も欲しいな。

いったい何の光景だろう

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(20200805) 本線の水は来るようになったのだが道路を横断する管に 土砂が詰まって田んぼに水がいかない。 傾斜があって出口が広ければ竹か何かでつつけば水の勢いで 詰まった土砂などは抜ける。 管が水平に近く出口に土砂が溜まっているような所では バックホウで出口の土砂をとり 入水口に消防ポンプの筒先を突っ込み溜まった土砂を押し出す作業が必要になる。 一人作業ではポンプ運転と筒先を持つことは同時にできないので 筒先はバケットにくくりつけておいてエンジンを回す。 強烈な水が行けば一瞬で作業は完了だが この作業をするのにバックホウをキャリーカーで運搬してきて 消防ポンプをホークリフトで持ってくる。 事情を知らない人は何の作業をするのか 不思議な光景だっただろう。 水の問題がようやく解決した。 草刈りと電柵設置に取り掛かるが とても一人では間に合わない。 草刈のプロを頼むことにした。

酵母が炭酸ガスをつくる不思議

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(20200804) 毎晩いろいろな高級酒を飲み比べている。 そういえば要冷蔵の酒があったのを思い出した。 産地は庄原市総領町。 総領に造り酒屋があるのは知らなんだ。 ネックに噴出の注意書きがあったので慎重に冷蔵庫から取り出した。 用心のためシンクの中で超ゆっくり開封してみた。 振ったコーラのように中身が湧き出てくる。 もろみというのだろうか酒粕の溶いたようなものだ。 振動を与えていたら天井を汚すところだった。 そういえば昔、どぶを芸備線の列車の中で飲もうとして 噴出させた事件があったという話を思い出した。 甘くて酸味が少々、あまり酒という感じがしない。 酒と甘酒の中間くらいだろうか。 パーティ用にあれば面白いと思うが シャンパンに比べ掃除が大変だ。 やっぱり却下になるな。 土砂を撤去した谷に電柵を設置した。 細い針金で視認性は悪いが 水中で電線に触れればいくら剛毛のイノシシでも たまったものではないだろう。 神辺から籾コンテナが帰ってきた。 小林会長さんといつものメンバーで運んできてくれた。 神辺の山寄りの所でもイノシシの被害が相当あるようだ。 罠の設置の話も出たが 獲るだけは簡単だが後のこともあるので 猟友会とよく連携するようアドバイスをしておいた。

大発見か!

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(20200803) イノシシ柵を撤去して土砂を取り除いたところで 柵を修理していたら変なものを見つけた。 どう見ても石臼のかけらだと思う。 底の丸い面は明らかに人間が加工したように見える。 この谷の上流に人は住んだことはない。 わざわざここの上流に重い物を捨てるわけがないと思う。 谷の真上には戦国時代に出城があったという。 その麓には自称先祖代々武士であったという家もある。 尼子と毛利が争っていたころのものが出てきたのだろうと 勝手に想像している。 谷の中は涼しくて持ち帰るかしばらくしゃがんで考えた。 なんでも鑑定団に出す手もあるが 評価格ゼロになっては笑いはとれるが格好がわるい。 粗大ごみになってはいけないので土砂が出ても 埋まらないところに置いて しばらく考えてから結論を出すことにしよう。

肉体労働と先端農業

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(20200802) いくら水を送っても末端まで届かない。 おかしいと思って点検して歩いたら 水路に土砂が溜り水があふれていた。 堰からの取水口はバックホーでできたが 途中の水路はU字フリュームと言って ペラペラのコンクリート造りで人力しか撤去の方法はない。 鋤簾(じょれん)という鍬で頑張ったら手にまめができた。 まめができたのは何年ぶりだろう。 こんなことをしていたらスマート農業でなくなる。 ここは大きな土砂溜りを造ってバックホウで 土砂を撤去するようにしなければいけないだろう。 下流にも3か所ぐらい溜まる所がある。 来年以降の工事になるが負担金を10年月賦で 払うぐらい立派な構造物を造ることになりそうだ。 泥臭い話になったのでドローンの初フライト動画を載せた。 飛ばしたことだけは分かってもらえるだろう。 手にまめのできる肉体労働と スマートな先端農業を体験した一日だった。

土砂撤去完了

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(20200801) 谷をまたぐ柵を撤去して溜まった土砂を撤去した。 数年に一度バックホーで土砂を上げるので 右側にある田んぼの畔は、始め1mくらいだったが 今ではバックホーの幅より広くなった。 その分田んぼが狭くなるのだが 檜が大きくなって日あたりが悪い所なので 収量がどうのこうのということはない。 谷に柵をすればまた土砂が溜まるので ここは電柵を厳重にして土砂は下流に出るようにして イノシシの侵入を防ぐことにした。 大昔この谷にはワサビが植えてあった。 それが流れ出て谷の両側に畑ワサビになったわけだが バックホーで土砂を上げるたびに自生地が少なくなって 今年は小さな買い物袋に一杯しか採れなかった。 とても残念でならない。 左の田んぼの山寄りに谷水を誘導して ワサビの栽培も面白そうだ。 やりたいことの一つに加えておこう。 軽トラのシートが神奈川県から届いた。 前回岡山から出ていた物件は一万円近くまで競ったが 途中で競を止めた、 今回は送料を入れても1万以内のもので 安く手に入れたと思う。 汚れて破れていたシートが綺麗になってすっきりした。 車検修理でマフラーとシャフトブーツは新品に換えた。 エンジン絶好調、高速道路を走っても大丈夫。 廃車になるまで付き合えそうだ。

面白いように縮んで拡がった

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(20200731) コンバインのクローラーでは難儀をしたので バックホウではどんな苦労をするのかと 足取り重く作業に取り掛かった。 丸太をクローラーに入れ込んで空回りさせたら ポンプの半分ぐらいのグリスがぐにゅーと絞り出てきた。 意外と簡単にクローラーベースは縮まった。 (正式名称はホイールベースと呼ぶんだろうか) クローラーを取り付けてグリスポンプで本当にベースを 拡げることができるのか不安だったが これまた面白いようにポンプ一押しごとにぐんぐん拡がった。 ニップルの先にグリスのシリンダーがあり 拡げているんだろうと感心した。 今度から段差のある構造物にクローラーが斜めに 当たるときは注意して操縦しないといけないだろう。 また一つ賢くなった。 自走できるようになったので 山から土砂が出て谷が埋まったところを作業する。 谷をまたいで設置したイノシシ柵が土砂を堰き止めて 谷が埋まってしまった。 柵を撤去してからでないと作業に取り掛かれない。 今回の雨は意外なところの不具合をあぶりだしてくれた。