生きた化石
(20251013)
この写真を撮ったのは8日。
ここにたどり着いたサンショウウオを発見したのは7日だった。
我が家の前の谷川は昭和47年災害で被災して
比和川本流へ流れ込む合流点から上流500mの田んぼのあるところまで
コンクリート三面張りになっている。
水深のあるところは全くなく
家の前の底打ちコンクリートが壊れた
陥没カ所にサンショウウオがいたのである。
上流と本川合流は流路勾配の調整のため断魚渓のような構造になっている。
魚も生物も全く住めない環境なので上流から下がることはあり得ない。
ならば比和川本流から引き込んだ水路から我が家の陥没まで
120mの逆流を背中を出して這い上がったことになる。
サンショウウオがどうして水量の少ない
冷たい水の谷川を遡ったんだろうか疑問が残る。
前回のサンショウウオブログは202307だった。
寒くなって自然に下流に下っていくとは思ったが
昨日のお祭りの後比和川に戻すことにしてタモですくいあげた。
1mはあろうかという大物だった。
重くてタモが曲がったと騒いでいたら
猫がそろりとよってきた。
きてどうするか見たが
動きの鈍い生き物には興味がないように見えた
今朝の読売新聞に佐伯区の八幡川は交雑が進んでいるとあった。
この辺では交雑と言うことは無いと思う。
僕の行動はサンショウウオの保護になったんだろうか。
それにしてもタイムリーな新聞記事だった。
読売さんありがとう。
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