しきゆたかの乾燥調製は未知の世界
(20251022)
「しきゆたか」の栽培記録を整理している。
後半の登熟しなかった画像なんかも撮ったが
穂全体の下の方が青いのが見える。
青い下の方は白いミルクの状態で
中間の青くない穂は実が入っていなかった。
写真は刈る一週間前の状態で待っても改善しないと思い
刈りに入った。
乾燥機に入れると水分のバラツキは今まで見たことのない数字だった。
最初28.6→22%→17%→15%と段階的に下げた。
一段階下がったところで
バラついた籾の水分が平均になるよう4時間ぐらい休んだ。
2昼夜かかってようやく籾摺りできる水分になった。
それでも20から30のところにバラついた籾がある。
これ以上回したらまともな玄米が過乾燥になるので
籾摺りを強行した。
籾摺りを始めたら第一選別機から
蛇口をひねったようにくず米が出る。
その後色選機からも青い未熟米が忙しいほど出てきた。
色選機がなかったらそのまま出荷する玄米になるのだから
いかに品質が悪いかわかる。
米の等級は1等から3等、後はくず米だから
3等で出荷できればヨシとしよう。
収量結果は反当7俵。
僕らが作るコシヒカリより悪かった。
標高が200m高い松長さんが8俵半だからいかに成績が悪いかわかる。
発芽率が高くて倒れない性質は魅力だ。
来年もう一年挑戦してみるか迷うところだ。
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