最深部清掃

(20180520)


先日の雨で田植機の施肥部分が大変なトラブルを起こした。
それでなくても吸湿性のある肥料なのに
屋外でシートをかけたとはいえ
土砂降りの雨にあわせたのだから肥料が湿気るのは当然だ。
機械の最深部まで分解掃除を
しないと復旧困難なことになってしまった。
この機械になって初めてのトラブルなので
半日以上かかってしまった。
上のロール部品の溝にタンクから肥料が落ちて
ブロアーで植え付けている苗の株元に送られる仕組みだ。
溝に練った肥料が張り付けば新しい肥料が送られないので
昨日の田植えの一条だけは無肥料だった。
道路からよく見えるところなので
夏にかけては生育に差ができて
品種を間違ったとか色々な分析が飛び交うことになる。
この一条に追肥は不可能なので
減収することは確実だ。
ブロアーの配管も詰まっていたので水洗いしたが
その乾燥をどうするか考えた。
部品はドライヤーで行けるが
長い配管は発電機の排気で乾かした。
これはうまくいった。
8条中外側の手の届く1条だけがトラブルになったのは
不幸中の幸いであった。
分解掃除をしたので仕組みもよく分かった。
内側の条がトラブルになればそれこそ一大事の所だった
痛い目にあったので雨が降らなくても作業終わりには肥料を
抜くことを励行することにした。

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