最後のトラブル

(20181024)


昨日は籾摺りの日と決めてかなり作業を進めると
思っていたのだが
思わぬ機械のトラブルになった。
倒れた稲を刈ったところの籾で指先大の割れた石が
色選機の中で詰まりモーターが緊急停止した。
昇降機のモーターでなく
昇降機から上がった選別玄米を均等に送るモーターが
焼け防止で止まったのだ。
インペラの役割と言えばわかりやすいだろう。
原因の石を取り除いても何かおかしな音がする。
分解したら玄米が当たる樹脂の羽が触ってみると
溶けたようになって減っていた。
アルミの上にある光っているのが新品で下の
変色しているのが古い羽だ。
これでは玄米を調子よく均等に流せない。
詰まる直前までは籾摺りができていたので
石の詰まりが発端で
限界になったということだろう。
大変高い機械なのに案外粗末な素材だなと思った。
こんなことになるのならエンジン機械のoil類と同じように
定期点検で変えることを明記するの必要があると思う。
部品の値段にも驚く。1本1500円、
ぼったくりといってもいいだろう。
関係者はいないと思うので悪口を書いた。
(後日わかったのだが
消耗品一覧があり交換時期も書いてありました。)
部品を注文したら届くのは今日の午後になるという。
遊んでいては今朝の出荷に間に合わない。
待っていても仕方ないので東広島の物流センターに直接
取りに行くことにした。
センターのある東広島はサタケのお膝元だ。
片道75km。急いで出発したが帰ったのは午後8時前だった。
一日中籾摺りをしていたら死んでいたが
久しぶりの乗用車の運転でよい気分転換になった。

今日は米の出荷日で4時から起きて機械を直し
今から籾摺をする。
出荷米ができたら検査場が近いのでホークリフトに積み込み
自走で出荷場に持って行く。
無理をしてまで籾摺りはしなくていいのだが
乾燥機を空けないと次の稲刈りができない。
田んぼの水の溜まりようでは稲刈りを急がない方が
いいと思うので出荷の後検討する。
機械トラブルは最後になったと思う。

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