この中に居る

(20190919)


イノシシの入っていない山奥の田んぼを
イノシシの気分が変わらないうちに稲刈りを済ませようと
準備をしていた。
その前にパトロールしたらひざ元の田んぼが荒らされているではないか。
電柵も切られ柵も乗り越えた跡が数か所あった。
足跡を見れば大きい。
急きょ山奥は止めてこの田んぼを刈ったのだが
ハプニングは起きた。
外側一周を刈ったところで小さなイノシシが出てきた。
猟友会の面々に電話しても誰も来ない。
稲が無くなって出てきたら手持ちの武器はない。
素手の戦いになるなどと考えながら稲刈りをしたが
結局水路を伝って逃げられた。
水路の上にも柵はしてあるが水が通っていれば
水に潜っては入ってこない。
水路断面は50cmある。
水を切った時点で出入りすることができるようになるのに
忙しくて塞ぐのを忘れていた。
結局出てきても人間の足では追いつけない。
知らないうちに自由に出入りされていたことを
思うと気分が下り坂になった。

その後二度目のハプニングがあった。
雉の団体がこの中に居て飛び出してきた。
メスは少なかったがオスは5羽ぐらいいたと思う。
田んぼから出た時周りの様子をうかがうので
一度目のシャッターは間に合ったがズームしていたら逃げられた。
目で見たように写らないのが
残念でならない。


週末から天気は下り坂。稲刈りもイノシシも忘れて休みたい。

コメント

このブログの人気の投稿

くず米選別

コンバインの刈り取り能力

ブロードキャスター修理