川の主

(20191111)


ナメコの採り残しはすでに開きかけていた。
暖かいので成長が早いのかもしれない。
傘が開いてしまえば美味しさは半減するがこの程度だと許せる範囲だ。


帰り道大きな鯉を見つけた。
80cmはある大物だ。
昔なら磯竿をだして追いかけるところだが
食べないのでしばらく優雅に泳ぐ姿を見つめた。
鯉を食べなくなって何十年だろう。
刺身もだが鯉コク(みそ仕立て)は大好物だった。
鯉は最大の天敵である人間が漁をしないので人間を見ても
隠れないでいる。
昔なら網を張られて食用になる所だ。
川が綺麗なので川底まで見えるが他の小魚が見えない。
昔に比べたら水は綺麗になったように見えるが死んだ川だ。
10月まで鵜がいたが姿を見せなくなった。
餌がいないので立ち去ったようだ。
川が綺麗すぎて不気味に見える。
農薬が原因なら僕らにも責任の一端はあることを
考えさせられる一日だった。

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