被害がないのは不思議

 (20210823)

朝ざっと数えてイノシシ柵に5か所の穴が開けられていた。

確認しただけでこれだから実際はもっと恐ろしいことになっているに違いない。

地雷として仕掛けた罠は空はじきだった。

どういう状況で空はじきをしたかは不明だが

状況を見ると足で踏んだのではなくて

罠自体を鼻でひっくり返したように見える。

夜出会うイノシシはライトを当てても慌てないが

鼻を向け威嚇するような格好をする。

威嚇でなくて人間の匂いを感じているのだと思う。

罠を掛けるとき匂いが残るから長居はするなというのは鉄則だ。

僕の慣れない手つきでは土を盛って罠を隠してもバレバレなんだろう。

これだけ攻められても不思議なことがある。

山奥にある2枚の田んぼはまったく無傷だ。

昨年はしつこく攻められ修理用の柵を何枚も使った。

遠くから見るのではなく実際行ってもイノシシが入った

形跡がない。

位置を変えると手前の耕作放棄された田んぼはイノシシの楽園になっている。

小さな谷川をはさんでこの差は大きい。

畔を歩いて気が付いた。稲株がスパッと切倒され穂をかじっている。

ヌートリアの被害とよく似ているが住み着くような

所はないと思うので不思議でならん。

昨年ここはイノシシにウンカの被害甚大だった。

このまま9月末まで無事でいてくれたら大助かりだ。

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