二回目のトラブルは作業小屋の中

 (20230921)

雨が降って稲刈りにならんので籾摺りをしていたら

ガタンと突然大きな音がした。

ろくでないことが起きた証拠で

急いで全部の機械を止めた。

調べるとLA133という長いベルトが切れていた。

ベルトの内側を見ると特に悪くは無いが

ベルト全体が熱い。

どの辺がというのは長くやっているので見当はついた。

籾摺機の中に籾殻が詰まっている。

原因は籾殻が飛んでいく最終の

トラクターの箱へ吹き込むホースの角度が曲がっていた。

微妙なことで大惨事の一歩手前だった。

考えてみれば焼ける前に切れたのだから

弱いベルトは安全装置として働いたみたい。

僕の籾摺りラインは

籾殻の処理を20aごとにトラクターで捨てに行くことが欠点だ。

捨てて帰ってトラクターを所定の位置に据えるのだが

止める場所や角度が少しでも違うと

今回のようなトラブルになる。

籾殻の出口に壁を作って大量に溜めることをやってもいいが

籾殻が一杯になるとバケットで積み込んで運搬する機械が必要になる。

田んぼに持って行くので普通のトラックでは無理だ。

いろいろ考えるが大きな変更はできない。

来年の課題としておこう。

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