酒米の籾摺り開始

 (20231010)

朝雨が降り曇から晴れて、また突然雨になるという

山陰側の時雨れたような天気だったので

稲刈りは見送って酒米の籾摺りをした。

予想通り出来は良くない。

僕は左の選別機の前で正粒が出てくるのを待って

自動秤がシャッターを閉じれば

袋の封をして30㎏米袋をパレットに積み込んでいく。

袋を倒せばリフトが胸の所まで持ち上げてくれるが

袋の封と積み込みは自動化できない。

出来がよくないのは正粒にならない未熟(くず)米が

選別機(網目2.1mm)の排出口からどんどん出てくるのである。

出てきた未熟は真ん中の昇降機で上に揚げ

右の選別機(網目1.85mm)にかけて次の正粒を袋に詰める。

この正粒は2.1mmの約半分の値段になる。

右下の出口から出るのが本当のくず米で

業者に引き渡す。

正粒・未熟・くずを含めた合計で反収は9俵。

くずを除いた正粒、未熟の反収8俵という結果。

量的には確保した感じだが未熟は安いので残念。

冷夏の年もこんなことはあったが

好天に恵まれたのにこの結果は何か原因があるに違いない。

来年は未熟の正粒が本当の正粒になるよう工夫したい。

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