カルパー直播は成功するか
(20250530) You Tubeを参考にカルパーコーティングをやってみた。 種籾に酸素供給材をコーティングする工程だ。 この後、代を掻いた田んぼに直接まいて苗立ちをさせる。 最初は種籾がドラムの中をうまく回ってくれず どうなるか心配だったが 何とか完成までやることができた。 種籾を入れてからドラムを起動すのでなく 回しながら種籾を入れるのが正解だったようだ。 回しながらカルパーと水分を足して ほぼ完成したところで取り出す前の写真を撮った。 今回の種籾とカルパーの比率は1対1.2とした。 1対1以上が好ましいということで 10㎏の種籾にカルパーの4袋(12㎏)を使い切るということで この比率になった。 カルパーは真っ白で小麦粉のような粉末だ。 原料の過酸化カルシュウムとは何だろう。 調べるとパーオキサイドがどうのこうのと出てくる。 カルシュウムとパーが合体してカルパーか。 製造会社は日本火薬で 入っていた箱の片隅にカタカナで「カヤク」と書いてあるが 危険物ではないのだろう。 一袋(3㎏)が2千円近い。 種籾1㎏に900円の原料コスト計算になった。 単純計算で種まき→水管理→運搬労力が省略できる。 規模縮小の折には5月連休のバケーションも可能になる夢の技術が 実現しようとしている。 さて、秋にはどうなるか。 無事に収穫できるよう祈ろう。